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2017/10/28 更新

4つの「麺」を目指して走れ! 「ツール・ド・みちのくおとぎ街道 グル麺ライド」でおいしいライド! ~前編~

目的はサイクリングと麺を食べること!

この「グル麺ライド」は、その名のとおり「麺」に特化したグルメライドイベントだ。全国で拡大するロングライドのなかでもひときわ個性的なこの大会は、第1回にも関わらず、500人近くの参加者を集めることに成功! おなかを空かせたサイクリストが、スタート地点である山形県高畠町文化ホールへと集まった。

朝早くからスタート地点へ集まり始める参加者たち

グル麺ライドをサポートするガイドライダーさんたち

参加者は大盛りコース(距離約120㎞・エイド4カ所)と中盛りコース(距離約65㎞・エイド3カ所)に分かれ、山形→宮城→山形と4つの市町村を巡りながら、それぞれのご当地麺を食すのが目的。朝の清らかな空気のなか、次々に参加者がスタート! 浜田も遅れずと大盛りコースに同行。さぁ食べにいくぞ!

小グループに分かれてスタートしていく

出発してすぐ感じたのは、走る道がまさに「古きよき田舎道」という印象だ。山形の緑豊かな山々に囲まれたコースは、クルマの通りが少なく快適。朝靄が徐々に薄らいでいくなかを自転車が駆けていく姿はそれだけで絵になる。

 

朝の清涼な空気と田園風景のなかを走る

しばらくいくと「稲子まつたけ山」へと入っていく。序盤の難所といえるちょっとしたヒルクライムだ! 予想外の勾配にびっくりした参加者も見られたが、距離は短く、少し頑張れば山頂にすぐ到着できるレベル。各地のロングライドイベントでお馴染みの和製・悪魔おじさんが、頂上でハイタッチしてくれた。この山でようやく目を覚ましたという人もいたのでは?

稲子まつたけ山の山頂で悪魔おじさんとハイタッチ

下りを経てさらに東へと進む。アップダウンをこなすうちに次なる難所、七ヶ宿街道のヒルクライムが始まる! 「また上りか!?」と身構えたがこちらの勾配はゆるく、初心者でもムリなく上れる。しかも山形県と宮城県の県境に近いループ橋では、青い空がどんどん視界に広がっていく!

ループ橋の入口。上り基調だが勾配はゆるい

橋の上は空が広く感じる! あと一息だ!

このグル麺ライドのためだけに片道交通規制をしたトンネルを抜ければもう宮城県! しかしそろそろおなかがへってきた……。と思ってきた矢先に見えてきたのは「エイド」!……ではなく「休憩所」。じつは麺が提供されるエイドとは別に、軽食が準備される休憩所があるのだ。ここでふるまわれたのはリンゴとコーヒー、そしてスポーツドリンクなどの飲料。

新鮮な宮城のリンゴ。エイド前のおいしすぎる前菜だ!

休憩所では、参加者がうまいコーヒーを求めて列をなす

さしずめこの後の麺への「前菜」といったところか? ふふふ、うれしいじゃないか。コーヒーは古民家カフェ「くらけんcafe」からの提供されていた。深い味のコーヒーとみずみずしいリンゴを口にしたら、待ち望む「麺」へと向けて再度走り出す。

 

しばし走ってたどり着いた第1エイド(道の駅 七ヶ宿)。お待ちかねの麺はズバリ「蕎麦」! やや太麺で、王道といえるツルシコ感が舌と喉にうれしい。味もきっちり「蕎麦」といった風味で、大地の香りが鼻に抜ける。「ん?七ヶ宿の蕎麦、レベル高いな!」と思わず唸ってしまった。

第1エイドの蕎麦! しょっぱなからレベルの高い一品だ

山形出身のプロロードレーサー土井雪広の応援チームも!

ここからさらに東へ向かい、第2エイドのある材木岩公園へと舵を切る。七ヶ宿ダムを脇目に細い路地をいくルート。ここは短く急なアップダウンがある箇所ながら、次の麺へのモチベーションが高いサイクリストには障害にはならない。なにより七ヶ宿ダム付近は景観がいい! ちょっとくらい坂がきつくてもブルーな気持ちにならない。

 

湖付近の道は狭いが、とにかく気持ちいい

遠くに噴水が上がる七ヶ宿ダム

たどり着いた第2エイドの麺は「温麺(うーめん)」! 聞きなれない麺だが、宮城県白石市の特産品で、素麺の一種だ。細くやわらかな麺と甘めのかつおだしがやさしいハーモニーを奏でる。甘党の浜田好みの味だ!

 

第2エイドのうーめん。やわらかな細麺だ

この第2エイド、麺にばかり気を取られていてはもったいない。エイド名にも入っている「材木岩」とは、火山岩が隆起・露出し、まるで材木を並べたように見える岩のこと。実際に見てみると岩というよりまるで小高い山! そびえるように反り立つ様子は迫力満点。まさに自然の神秘だ!

自然の神秘、材木岩の前で記念撮影!

古民家風の建物が立ち並ぶ。昔は養蚕が盛んな土地だったという

この第2エイドがルートの東側の先端。ここまで距離120㎞中の53㎞。おなかも脚もまだまだ余裕はある! 次はどんなグルメと絶景が待っているかな?

金色に輝く田んぼを見ながら、次の「麺」へと走る!

 

後半へ続く。

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