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2017/4/4 更新

2020年東京五輪を目指すMTBチーム『ドゥロワー ザ レーシング』始動!

チーム体制は小野寺 健(おのでら けん)、竹内 遼(たけうち りょう)、佐藤寿美(さとう としみ)の選手3名。ベテランの小野寺をエースに、若手有望株の竹内、佐藤が来たる2020年の東京オリンピックを見据えつつ活動していく。チームの代表監督は山路 篤氏(やまじ あつし氏)。会場には今期からMTB部門への初のサポートをすることとなる深谷産業の代表、近藤正勝氏(こんどう まさかつ氏)も同席した。

左から選手の佐藤寿美、小野寺 健、竹内 遼。近藤正勝(深谷産業代表)、山路 篤(ドゥロワー代表)

2012年から国内MTBシーンを活性化しようとチーム運営を行ってきた山路氏が、次期スポンサーを探していた折に、ロード部門主体である深谷産業代表の近藤氏と出会い、その熱意を評価されたことがチーム設立のきっかけだ。「弊社初のMTB部門への進出をするとともに、2020年東京オリンピックに向けての活動を応援していく」と近藤氏は語る。

会見ではチーム設立にともなって、新しいバイクのフレームもお披露目された。台湾の新興ブランド、TITANOS(タイタノス)のM202 SL SEDNA EPSが選手の相棒となる。

国内初入荷となるタイタノスのM202 SL SEDNA EPS。「EPS」はカンパニョーロの電子式ではなく、カーボン構造体の新製法「Expanded Polystyrene」の略だ

競技生活11年めを迎えるベテランの小野寺に話を聞いた。

-2016年はケガもあり、満足なシーズンが送れずに引退を考えたこともあったと聞きました。2017年も国内のトップで戦い続けるモチベーションはどこから?

小野寺 そうですね。監督との信頼関係です。苦しいときでも自分を信じてくれて、引退を考えていた際も「お前には、まだやるべきことがある」と励ましてくれました。監督が自分を信じ、だから自分が監督を信じられる。そういった関係が2017年を戦うモチベーションになっています。

-小野寺選手の「やるべきこと」とは?

小野寺 2020年(東京五輪)を区切りにして、自分と竹内、佐藤の実力を伸ばせるよう「強いチームを築きあげていくこと」ですね。

-先日届いたばかりというニューバイクの印象はいかがですか? 

小野寺 じつはちょっとだけ乗ってみたんです、監督に内緒で(笑)。これまで乗ってきたバイクと比較してしなやかですね。シートステーの働きがよく感じられ、リズムがとりやすいです。コーナーの切り返しが多いコースに向いていると思います。

-小野寺選手、ありがとうございました。

小野寺選手。ベテランの経験を生かし、自身の成績を出すこととともに後輩の育成を担っていく

年齢が離れたチームメンバー(小野寺31歳、竹内19歳、佐藤18歳)でありながら、監督を含め、まるで家族のような雰囲気のドゥロワー ザ レーシング。その雰囲気のよさが「チーム力」となり、彼らをこれまで以上に強くしていくことを感じさせた会見となった。

新たな国内プロMTBチーム、ドゥロワー ザ レーシングの活躍に期待したい。

TEXT&PHOTO 浜田幸紀

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