ボントレガー史上最軽量サドル「XXX Carbon」登場!
2017.5.5 更新
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが2018シーズンのチーウ体制を発表。チームバイクとチームウェアの詳細が届いた。
チームバイクは2014年のチーム発足時からパートナシップを組むイタリアのコンペティションバイクメーカー、デローザの「PROTOS(プロトス)」。昨シーズンよりチームに供給される「新型PROTOS」の実力は、まだ記憶に新しいジャパンカップサイクルロードレースをはじめ、数々の勝利に裏付けられています。
多くのトップライダーにより得られた実績、フィードバックは、繊細で特徴的なジオメトリーにふんだんに活かされ、高速時の安定感などに大きく献上。誰もが絶賛する素晴らしいバイクに仕上がっています。
「PROTOS」は4種類のカーボンファイバーを組み合わせ、強度を維持しながらも軽量化に成功。エアロダイナミズムにも優れるフレーム設計が施されており、チームカラーのビビッドなオレンジ色を基調に、バーミリオンレッド、ミッドナイトブルーがアッセンブルされ、レーシーな印象を与えるとともに、プロトンのなかで一層引き立ち、大きな存在感を発揮する一台です。
昨年同様にメインコンポーネントはパワーメーターの「パワー2マックス」がチェーンホイールに組み込まれたカンパニョーロ・スーパーレコードEPSとスーパーレコードとなります。唯一、コンポーネントで昨シーズンからの変更点となるのは、リアディレイラー。ワイドレシオへの余裕ある対応をするため、ロングケージ仕様のモデルを状況によって使用していく予定です。レーシングホイールはクリンチャー仕様の「ボーラ35」「ボーラ50」「シャマル」でシーズンを通して戦います。
ハンドルとステムはFSAとヴィジョン。サドルはセライタリアのラインナップから選手の好みに合わせてセレクト。そしてレーシングタイヤも引き続き日本のトップブランドであるIRCタイヤがスポンサーとして参加します。2018シーズンはクリンチャーとチューブレス2タイムのタイヤで戦い、タイムトライアルバイクのディスクホイールのみ、チューブラータイヤのサポートを受ける予定です。
2018シーズンは19名の各所属選手に対し、レースバイク、レーススペアバイク、トレーニングバイク、タイムトライアルバイクの計4台でシーズンに挑みます。
▲「PROTOS チームエディション」のディテール。左上/パワーメーター「パワー2マックス」が組み込まれたチェーンホイール。右上/セライタリアのサドル。左下/IRCタイヤ「フォーミュラープロ チューブレス」。右下/トップチューブ、シートチューブ、シートステーの独特な結合部
▲ クネゴ仕様シルバーの「PROTOS」(左手前)と、カノラ仕様ブルーの「PROTOS」(右奥)
またチームの二人のキャプテン、ダミアーノ・クネゴとマルコ・カノラにはそれぞれスペシャルカラーの「PROTOS」が用意されました。クネゴのバイクはツヤ消しのシルバーを基調とし、鏡面仕上げのロゴが入るモデル、カノラには美しい光沢を放つブルーの特別バイクが用意されました。
▲選手たちが駆るデローザのフラグシップモデル「PROTOS チームエディション」
<主要スペック一覧>
フレーム: デローザ「PROTOS」
メインコンポーネント: カンパニョーロ 「スーパーレコードEPS V3」「スーパーレコード(メカニカル)」
ホイール: カンパニョーロ「ボーラ35」「ボーラ50」「シャマル」等
タイヤ: IRCタイヤ(クリンチャー、チューブレス、チューブラー)
サドル: セライタリア
ハンドル、ステム: FSA、ヴィジョン
ペダル: ルック
パワーメーター: パワー2マックス
ボトル、ボトルケージ: エリート
ヘルメット: カブト「AERO – R1」「ZENARD」「FLAIR」「AERO – TL」
シューズ: ノースウェーブ「エクストリームRR」
11月3日、サイクルモードインターナショナルにて発表されたイタリアンブランド、サンティーニ製2018シーズン・チームウェアですが、一部スポンサーロゴの追加や修正が加わり、最終的なウェアとなりました。ミッドナイトブルーに一新されたウェア全面には、近代的なグラフィックがあしらわれています。襟元には伊日共同チームのシンボルとして両国のナショナルフラッグが入ります。
また世界選手権でのアルカンシェルジャージも手がける世界トップブランドであるサンティーニが誇る最先端のウエアは、伸縮性に富むなど着心地の良さも特徴で、真新しいジャージに袖を通した選手たちは、レースでの着用を心待ちにしています。
2018シーズン、最初のチームイベントは1月13日にイタリア・アブルッツォ州キエーティで開催されるチームプレゼンテーションとなります。イタリアのスポーツ界、自転車競技界からのVIP、地元の政治家らも招待される華やかな劇場にて、所属全選手が壇上にて紹介されます。その後、チームはスペイン・カルペへと移動し、28日まで第二次トレーニングキャンプを実施。そして2018シーズンの初戦は1月31日〜2月4日までのVolta a la Comunitat Valenciana(ヴォルタ・ア・ラ・コムニタート・ヴァレンシアーナ/UCIヨーロッパツアー2.1)になります。