NEWS

2019/3/20 更新

MIPSを超える! ボントレガーから革命的ヘルメット誕生!

頭蓋骨の破損と脳損傷は関係ない?

ライディング中に起こる落車では、数十km/hという高速から身体が放り出されるに等しい状況が起こる。
このとき、頭部にはどのような衝撃が発生しているのだろうか?

最新の検証によれば、先に述べたような垂直方向以外からも衝撃が発生していて、
頭部は地面に向かって斜め方向から、滑るようにして叩きつけられていることがわかった。
このとき回転やひねりの衝撃によって脳が揺さぶられ、脳震とうや後遺症につながる脳障害が発生する。
しかし、自転車事故によって起きる脳障害の90%は、頭蓋骨の破損なし、すなわち頭蓋遺骨内で発生しているというデータがあるのだ。

近年多くのヘルメットに採用されているMIPSとは、じつはこの回転やひねりの衝撃を緩和するシステム。
したがって、一般的なヘルメットなど垂直方向からの衝撃を考慮したものと合わせることで安全性を高めているという状況だ。

今回新たに誕生したウェーブセルは、この脳障害を起こす要因となる斜めからの衝撃を最小限にするための革新的テクノロジーなのだ。
しかも、これまで高い信頼性を築き上げてきたMIPSさえも上回るほどの、ズバ抜けた性能を秘めているという。

MIPSを超える革新的技術「Wavecel」

ウェーブセルがどういうものか?
最初のイメージ写真を見ていただくだけではわかりにくいので、まずは下の動画を見ていただきたい。

わかっただろうか?
この黄色いセルが、文字通り波のように動いているのが見えるはずだ。

一見すると、某社のハニカム構造を採用したヘルメットにも思えるが、ウェーブセルはそれとはまったく異なる代物。
ウェーブセルのセルは「曲がる(FLEX)」「潰れる(CRUMPLE)」「滑る(GLIDE)」という3ステップにより、垂直方向以外からの衝撃もしっかりと緩和することができる。

ウェーブセルが衝撃を緩和する3つのステップ。セルが柔軟に動くことでこれまでにない優れた安全性を発揮する

ボントレガーによる実験では、秒速6.2m(約22.3km/h)、斜め45度で生じるAISスコア2(中程度)の脳障害の発生確率は、一般的なヘルメットやスリップライナー(MIPSなど)付きヘルメットに比べて、ウェーブセルでは格段に低い数値を記録している。
また、脳障害の発生確立とスピードとの関係性についての調査では、速く走る人ほどその恩恵を受けられるというデータも得られた。

脳障害の発生確率は一般的なヘルメットの約1/50、スリップライナー付きヘルメットの約1/30という驚異的数値を叩きだした

これまではスピードと脳障害の発生確率は比例関係にあったが、ウェーブセルではほぼ一定。速度域が高い人ほど被っておきたい

さらに驚くべきは、これだけ安全性能を追求しながらも、従来モデルと同等レベルの冷却性能を実現している点だ。
重量は約50g重くなっているが、トータルでみれば最小限の重量増に留められているといえるだろう。
ヴァージニア工科大学の評価システムでは、すべてのウェーブセルヘルメットが5つ星を獲得している。

有限要素解析により脳にかかる衝撃を徹底的に解析。シーンやライダーを問わない優れた被り心地を追求しながらも、重量増を最小限に留めた

大切な脳を守るためにできることをしよう

トレックは、米APEXバイオメディカルが始めたウェーブセルの技術研究に初期段階から協力しており、今回発売されるヘルメットは世界初のウェーブセル搭載モデルとなる。

「より多くの人にバイクに乗ってもらうには、ライドをより安全で身近なものにしないといけない。ウェーブセルは、今までデザインされたなかで最も発達したヘルメットテクノロジー。これを搭載したヘルメットこそが、ライドをより安全にし、誰でも楽しめるものにする」

と、トレック・バイシクル アメリカ本社社長のジョン・バーク氏がコメントするように、ウェーブセルのヘルメットを被ることでライドがより安全に、そして豊かなものになるはずだ。
これは脳だけでなく、ライダーの人生そのものを守るためのアイテムといっても過言ではない。

注目のラインナップは2モデル

XXX ウェーブセル ロード ヘルメット

 

エアロダイナミクスや軽量性を重視したハイエンドモデル。

3万1481円(税抜)
■サイズ:S/M、M/L
■カラー:Black、White、Red、Visibility Yellow、Azule、Purple Phase

スペクター ウェーブセル ロード ヘルメット

日常的なサイクリングを目的としたミドルグレードモデル

1万9444円(税抜)
■サイズ:M、L
■カラー:Black、White、Red、Visibility Yellow

問い合わせ:トレック・ジャパン
www.trekbikes.com

RANKING

page top