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2019/3/19 更新

タイで工場に潜入! ヴィットリア・タイヤの4Cコンパウンドはこうして作られる!

ヴィットリアが唯一採用している4Cコンパウンド。センターとサイドで使い分けることで、転がりの軽さとコーナリンググリップを両立させている

トレッドゴムのコンパウンドはローラーで豪快に混ぜ合わせられていく

取材をしたのはタイのバンコク郊外にあるヴィットリアが所有するライオンタイヤの工場。

まず、タイヤづくりの工程はコンパウンドづくりからはじまる。生ゴムに加え、グラフェンなどの素材が150℃に熱しつつ、ローラーで混ぜ合わせられていく。

生ゴムに加え、グラフェンなどの素材を混ぜ合わせる。150℃に熱しつつ、ローラーで丁寧に混ぜ合わせられていく

ゴムの素材となる生ゴム

タイヤには細かく配合が決められた材料が加えられる

いよいよ4Cコンパウンドの製造工程!

コンパウンド工場で作られた、素材は別のアッセンブル工場に運ばれ、ここでトレッドゴムの製造が行われる。これが4つのコンパウンドを組み合わせる機械だ。4つのチューブからそれぞれのゴムを伸ばしながらラインに乗せていく

この4本のラインから、異なるコンパウンドゴムが流れていく

これが工場の図面。コンパウンドを流すラインが4つあるのがわかる

機械の中で4つコンパウンドそれぞれに絞り出されていく。そして、最後にこの絞り出し口で複数のコンパウンドが組み合わされる

こうして作られたトレッドゴムがケーシングに張り合わせて最終的にタイヤとして完成していく

これが絞り出し口に使われている金型。動画は3Cだが、この金型は4Cコンパウンド用

ヴィットリア・コルサコントロールのカットサンプル。こちらは4Cコンパウンドを採用

できあがったタイヤは抜き打ちテストを受け、徹底的に管理されている。手作業の多いタイヤだが、こうした検査により高い品質を維持している

オランダ人のCAMPAGNE社長が率いるヴィットリア、ヨーロッパ、タイを中心に世界中に拠点を構えている

コットンケーシング採用のコルサ。 ●価格:クリンチャー 7800円/ TLR 9000 円/チューブラー 1万3800円 ●カラー:ブラック、フルブラック 重量:245g(700×25Cクリンチャー)255g(700 ×25C TLR)、290g(28-25㎜チューブラー) ●サイズ:クリンチャー 650×23C、700×23 C、25C、28C、30C / TLR 700×25C、28C /チューブラー28-23㎜、25㎜、28㎜、30㎜

ナイロンケーシング採用のルビノプロ。 ●価格:クリンチャー5000円/ TLR6300円/チューブラー8500円 ●カラー:フルブラック、そのほか4色 ●重量:245g(700×25Cクリンチャー)255g(700 ×25C TLR)、290g(28-25㎜チューブラー) ●サイズ:クリンチャー 650×23C、700×23C、 25C、28C、30C/TLR 700×25C、28C、30C /チューブラー28-23㎜、25㎜、28㎜、30㎜

撮影禁止のエリアでは、完全に手作業でケーシングの製造が行われていた。ナイロンケーシングはある程度製造工程が機械化されているが、コットンケーシングの製造はほぼハンドメイド。繊維を接着剤で固めて作られていた。コットンケーシングを使うコルサと、ナイロンケーシングを使うルビノとでは、価格差はこの手間なんだと実感した。

問:ヴィットリアジャパン

この2つのタイヤの違いはテスト内容は3月20日発売のバイシクルクラブ5月号で紹介する。

『バイシクルクラブ 2019年5月号』は全国の書店、またはAmazonから!

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