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2017/2/14 更新

2days race in 木祖村のお引越しと2days race in 木島平村参加者募集のお知らせ

2005年から長野県木祖村で開催していた2days race in 木祖村のコースが崖崩れで使用不能になってしまいました。そこで新しいレース会場を木島平村に見つけることができました。

2days race in 木祖村と同じ構成で、土曜日は6.8kmの個人タイムトライアルと81kmのロードレース、日曜日は129kmのロードレースを行う2日間で3ステージある本格的なステージレースです。アマチュア選手やこれからトップを目指す若手選手たちに本格的なステージレースを経験してもらいたいので、ツアー・オブ・ジャパンと日程を重ねており、UCIコンチネンタル登録以上の有力チームは原則的には出場しません。

コースは1周3.4kmの木島平村ローラースキーコースで一見単調なコースですが、レースを活性化させるために、途中に周回賞やスプリント賞を設けるだけでなく、ボーナスタイムも付与され、ステージレースの醍醐味が味わえる日本でも数少ない本格ステージレースとなっています。5人~4人の選手から構成されるチームでの出場が必須となっており、リーダージャージを狙うチームは必然的にチームプレーが重要となっています。

ステージレースなので、リーダージャージもあり、総合トップのリーダージャージは黄、スプリント賞ジャージは緑、U23は白、そして40歳以上のオーバー40はピンクが与えられます。国内のステージレースで40歳以上の選手のためのリーダージャージを提供している唯一の大会です。

若者たちに混じって、必死にジャージを狙い戦うオーバー40争いも見どころの一つです。

 

2016年は味噌川ダム完成20周年記念大会となった

ステージ1aタイムトライアルで好成績を出した高岡が初日の総合トップに立った

土曜日の個人タイムトライアルは、スタート台からの本格的なスタートで、暫定上位3名はホットシートが準備されており、トップカテゴリーの個人タイムトライアルと同じことが楽しめます。そして何より、6.8kmという距離は国内ステージレースのタイムトライアルでは最長となっています。6.8kmで最長となっている現状は気にしてはいけません。

土曜日午後からは81km、日曜日は129kmのロードレースが行われます。短い上り坂もありますが、コースの大部分は公園隣接でほぼ平坦。集団にぶら下がっているだけならば、タイムトライアルで先頭から2分以上遅れた選手も完走でき、集団走行が上手いと完走できるコースになっています。けれども走路幅が4mです。集団の後ろぶら下がっているだけでは、集団先端の動きに乗れません。集団先端で追いかける人数5名程度ならば、逃げる集団のほうが有利になりかねない走路幅です。

ただ、集団にいて最後の運だけで勝てると言うわけではないのがこのレースの面白いところです。ステージレースというのは、個人タイムトライアルの力、集団走行の技術、ゴール前の登坂力、2日間戦える持久力、個人総合成績を計算する戦略など選手の総合力が問われる大会であり、毎年なにかしらのドラマが生まれています。ちなみに、2016は初日のステージ1a,b終了後、総合成績は下島将輝(那須ブラーゼン)と高岡亮寛(イナーメ)が同タイムで並び、タイムトライアルの成績で高岡が首位となりました。上位接戦で迎えたステージ2、序盤からアタック合戦が繰り広げられ、主要メンバーが入った逃げが形成されるものの、レース中盤で集団に吸収。仕切り直しとなり、総合争いの選手たちは常に緊張の戦いが続きました。再びトップの選手たちが入る逃げができ、総合上位3人三つ巴の戦いでラスト周へ。最後まで目が離せない展開となりました。フィニッシュ前最後の登りで、飛び出した水野恭兵(チームやまなし)がステージ1bに引き続きステージ2勝目を果たしました。ボーナスタイムでバーチャルリーダーだった下島は3位でフィニッシュ、2位にはイエロージャージの高岡が入りました。

最終的なボーナスタイムとゴールタイムで、前日3位だった水野が総合優勝。2位、3位は同タイムとなり、着順で高岡が総合2位となりました。この次々変わるバーチャルリーダーの情報など、事細かくレース実況で伝えられ会場も大盛り上がりでした。

こうして実業団で70kmのレースを経験している選手がステップアップする前に、実業団トップカテゴリーの距離とスピードに通用するのか試すことができる機会となっています。

そして、2015からこのレースの総合上位選手には、全日本選手権自転車競技大会ロードレースの参加の資格が与えられています。今年はエリートとU-23は上位3名 ジュニアは上位10名です。

http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2017/01/2017RoadShikaku.pdf

全日本選手権の参加資格を取得できる大会の半数はUCI国際競技会か国民体育大会のような都道府県代表の形で参加する大会です。クラブチームの選手たちにとって、数少ない参加資格を取得できる一つのチャンスです。

最後に、このレースのもう一つの特徴として2日目の午前には前日完走できなかった選手が出場できる『残念レース』があります。体調が悪かったとか落車に巻き込まれて初日にリタイアしても、翌日本戦とは別のレースを走ることができます。参加した選手には2日間たっぷり走ってもらおうとの主催者の計らいです。昨年の2days race in 木祖村で総合優勝を上げた水野恭兵(チームやまなし)は、2014残念レースで優勝した選手でした。

アマチュアチームの選手や若手の選手たちには、ぜひこの本格的ステージレースを経験して、本当のロードレースの駆け引きや辛さ、楽しさを味わってもらいたいと思います。

参加締め切りは4月15日まで、詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい。
http://kisomura2days.com

僅差の戦いとなったステージ2。ゴールのタイム差が勝負の決め手となった

昨年の総合上位3名。左から2位高岡、1位水野、3位下島

シャンパンファイトもこのレースならでは!

ステージレースならではの各賞リーダージャージ

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