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【KINAN Cycling Teamリポート】ツール・ド・コリア第5ステージ

5 日間にわたって韓国国内を南北に縦断したツール・ド・コリアは、6 月 18 日をもって閉幕。戦いを終え、KINAN Cycling Team はトマ・ルバが個人総合 7 位でフィニッシュ。 また、トマは山岳賞でも 3 位となったほか、各ステージのチーム内上位 3 選手のタイム合計で争われるチーム総合でも 2 位に入線。日頃からチームが目標としているアジアでの成果を、しっかりと残す結果となった。

レース序盤でのアタック合戦や先頭集団内での駆け引き、そしてフィニッシュを賭けて のスプリントと、毎ステージさまざまなドラマが生まれた今年のツール・ド・コリア。前日の第 4 ステージまでを終えて、KINAN Cycling Team はトマが個人総合 7 位をキープし、ジャイ・クロフォードも UCI ポイント圏内の同 17 位。UCI ポイント獲得ラインの 25 位と同タイムで中西健児が 28 位につけるなど、最終日まで上位進出を狙ってアグレッシブに動くことが求めらた。また、大会最終ステージは恒例のソウルでのスピード勝負。 スプリントで決まることが多く、チームとしては好調の雨乞竜己を前方へと送り込んで戦いに挑むこととなった。
ソウルオリンピックパークを発着とする 65.0km のショートコースは、スタートから約 45km がワンウェイで、その後はオリンピックパークの外周 5.1km を 4 周回するルート。 オールフラットだが、オリンピックパーク外周には石畳の区間や舗装が荒れている箇所が あるなど、注意を払いながらレースを進める必要があった。
そうして迎えた戦いは、常時ハイスピードで進行。中間スプリントポイントでのボーナスタイム獲得を狙った中西が一時逃げグループに加わったが、メイン集団に先行を許されず、引き戻されてしまう。結局、プロトンは 1 つのままフィナーレの周回コースへと入った。

スタートを切るトマ・ルバ

ここからは雨乞でのフィニッシュ勝負を意識。2 回設けられる中間スプリントポイントでは中西が前方をうかがったが、ボーナスタイム獲得には至らず。その後は雨乞のポジショニングのため、アシストへと回る。また、総合上位がかかるトマやジャイ、そして中島 康晴も加わって雨乞の引き上げに力を注ぐ。ラスト 1 周回の鐘を聞くと同時にジャイが雨乞を前へと誘導した。
スプリントポジション確保に努めていたジャイだったが、残り 1km を切ったところで落車。雨乞はこれを回避したものの、ポジションを下げてしまう。そのまま最終コーナーをクリアし、スプリントを開始。前を目指し、結果的に 15 位。その他メンバーも無事に フィニッシュ。落車したジャイと、そのケアに回った中西は遅れてのフィニッシュとなったが、フィニッシュ前 3km 以内のトラブルへの救済措置としてトップと同タイムとして扱われた。
5 日間を終え、最終結果はトマが個人総合 7 位をキープしたほか、ジャイが同 18 位。 中西は UCI ポイント圏内入りはならなかったものの、同 29 位だった。また、山岳賞ではトマが 3 位、チーム総合で 2 位となり、ポディウムで表彰される栄誉にあずかった。
一定の成果を残し、KINAN Cycling Team の韓国での戦いは終了。次なる活動は、翌週末に待つ全日本選手権ロードレースとなる。UCI2.1 クラスと、強豪チームもそろった ハイレベルな戦いを経験した選手たちは、満を持してナショナルチャンピオンを決める舞台へと向かう。チームは帰国後、開催地の青森県へと移動する。

ラスト 1 周。ジャイ・クロフォードが雨乞竜己を前方へと引き上げる

ジャイ・クロフォードはフィニッシュ目前で落車。肘と膝に血がにじむ

トマ・ルバ、山岳賞 3 位の表彰

ツール・ド・コリア第 5 ステージ(65.0km)結果

1 ブレントン・ジョーンズ(オーストラリア、JLT コンドール) 1 時間 18 分 48 秒
2 スコット・サンダーランド(オーストラリア、アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス) +0秒
3 ジェイソン・ロウンデス(オーストラリア、イスラエルサイクリングアカデミー) +0 秒
4 パク・キョンホ(韓国、グムサンインサム・チェロ) +0 秒
5 エドウィン・アビラ(コロンビア、チーム イルミネイト) +0 秒
6 ベンジャミン・ジロー(フランス、デルコ・マルセイユプロヴァンス・カテエム) +0 秒
15 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +0 秒
30 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +0 秒
33 中島康晴(KINAN Cycling Team) +0 秒
101 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +0 秒
102 中西健児(KINAN Cycling Team) +0 秒

●個人総合時間賞

1 ミン・キョンホ(韓国、ソウルサイクリングチーム) 17 時間 47 分 46 秒
2 エドウィン・アビラ(コロンビア、チーム イルミネイト) +7 秒
3 エフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) +8 秒
4 イアン・ビビー(イギリス、JLT コンドール) +13 秒
5 ダミアン・モニエ(フランス、ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +13 秒
6 アルベルト・チェッキン(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) +14 秒
7 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +14 秒
18 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +2 分 1 秒
29 中西健児(KINAN Cycling Team) +2 分 5 秒
66 中島康晴(KINAN Cycling Team) +18 分 20 秒
95 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +32 分 8 秒

●ポイント賞
1 エドウィン・アビラ(コロンビア、チーム イルミネイト) 44pts
23 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 9pts
30 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) 6pts
34 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) 6pts

●山岳賞
1 ジャコポ・モスカ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) 26pts
3 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 14pts
11 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) 2pts

●ヤングライダー賞
1 ミン・キョンホ(韓国、ソウルサイクリングチーム) 17 時間 47 分 46 秒
4 中西健児(KINAN Cycling Team) +2 分 5 秒

●チーム総合時間賞
1 ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア 53 時間 25 分 42 秒
2 KINAN Cycling Team +2 分 0 秒

配信元:KINAN Cycling Team
http://kinan-cycling.com/
https://www.facebook.com/KINANCyclingTeam

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