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2017/6/25 更新

第86回 全日本選手権ロードレース 女子エリート

與那嶺の独走劇

終わってみれば4周目の登りから最後まで約5周を単独で逃げ切った與那嶺は、2位唐見に7分以上もの大差をつけて圧勝した。レース後に彼女はこう語っている「私の今の力でUCIワールドツアーレースを走れてるので、これから世界を目指す選手たちには私を指標として見てもらいたいです。これでも前を走れる時もあれば、全く勝負に参加できない時もあります。海外の強豪選手たちはもっともっと強いんです。」
今回はナショナルジャージを獲得するために来日し3連覇を達成したが、今週末にはジロ・ドンヌ(ジロ・デ・イタリアの女子版)が始まるので早く休んでエースのアシストの仕事を頑張りたいと言い、その目線はもう次のビッグレースに向かっていた。

武井コーチも語っていたが、女子のエリートはもう数人強い選手が出てきて日本の女子ロードレースのレベルアップを目指したい。海外プロで活躍する萩原や與那嶺、吉川、牧瀬らの活躍もあり男子のUCIプロ選手たちと同様、女子選手にも海外のUCIレースで走る道は開けてきている。

全日本選手権ロードレース女子エリート 結果

1位 與那嶺 恵理(FDJ Nouvelle Aquittaine Futuroscope) 3h17’21”
2位 唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +7’17”
3位 金子 広美(イナーメ信濃山形) +11’18”
4位 上野 みなみ(シエルブルー鹿屋) +14’43
5位 中原 恭江(東光造園・稲毛インター) +14’43”
6位 樫木 祥子(AVENTURA AIKOH VICTORIA RACING)+15’16”

Photo & Text :Shu Kato

與那嶺が112kmの中盤から2位唐見に7分以上もの大差をつけて独走

限界を超えると脚が痙攣して完走できなくなるリスクを避け、2位単独走行を選んだという唐見が追う

3位争い集団の4名は金子が登りでペースを上げて引き離しにかかる

序盤から積極的な走りを見せた福田と牧瀬は最終回でタイムアウトとなったが、中盤まで3位を狙える好走を見せた

ゴール直後に観客の声援に応える與那嶺

チャンピオンジャージで記者発表に出席した與那嶺。ワールドツアーシリーズで表彰台を狙いたいと意気込みを語った。

今季からスペインのUCIプロチームBizkaia-Durangoに所属しスペインで1勝を挙げた吉川 美穂も出場。今年のコースが吉川向きではなかったが、会場では針谷マネージャーと共に注目を集めた。

今季からオランダを拠点とするMaaslandster Veris CCNで活動をする牧瀬 翼。経験値ともにレベルアップしている手応えを感じている様子。

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