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2017/6/25 更新

【KINAN Cycling Teamリポート】全日本自転車競技選手権ロード・レース 大会2日目

2017 年のサイクルロードレース日本一を決める、全日本自転車競技選手権大会ロード・ レースは、6 月 24 日に大会 2 日目の競技を実施。午前中に行った男子アンダー 23 ロードレースに、KINAN Cycling Teamから中西健児が出場。上位進出が期待されたが、終盤でリタイア。悔しい結果に終わった。
青森県階上町で開催中の大会は、前日の個人タイムトライアルに続き、この日からロードレース種目がスタート。1 周 14km のコースを舞台に、中西が出場したアンダー 23 カテゴリーは 10 周回。コースは起伏に富み、2 カ所の大きな登坂区間がポイント。どちらも 10 %前後の勾配となっており、勝負できる選手を絞り込むには十分なパンチ力。一方で、下りもテクニカル。全体を通せば、アップダウンが繰り返される印象だ。
アンダー 23 カテゴリーは、23 歳未満の選手が対象。今年は 1995 年から 1998 年生まれ の選手が該当する。1995 年生まれの中西も含まれ、KINAN Cycling Team から単騎出場 となった。人数をそろえる国内プロチームや大学が参戦しており、中西の数的不利は否めないが、6 月に入りツール・ド・コリアで好走しており、実力的に上位進出も可能とみられた。

スタートラインについた中西健児

コーナーを攻める中西健児

上りを進む中西健児

そうして迎えたレースは、序盤から数人がアタックし飛び出してはメイン集団が吸収する流れの繰り返し。10 人ほどが集団にタイム差をつけて先を急ぐ場面もあったが、いずれも勝負を大きく揺るがすほどのものにはならない。中西はこれらの動きにも冷静に対応。 メイン集団の前方から中ほどにポジションをとり、本格的な勝負どころに備えた。
周回をこなすごとにプロトンの人数が絞られ、本当に力のある選手たちだけが生き残る
サバイバルレースの様相を呈する。そんな中、中西は淡々とレースを進行。6 周回目には 約 20 人、7 周回目にはその半数に優勝争いが絞られるが、しっかりと対応した。
しかし、厳しい絞り込みは中西の体力を奪ってゆく。有力選手がアタックを繰り出し、 勝負への駆け引きが激しさを増す中、8 周回目に中西が優勝争いから脱落。前方への復帰はかなわず、失意のリタイアとなった。
上位進出を狙いながら、思わぬ形でレースを終え、悔しさをにじませた中西。シーズン前半戦の目標としてきたレースで結果を残すことができなかったが、この敗戦を糧に後半戦へとつなげていくことを誓った。
大会最終日の25日に男子エリートロードレースには、KINAN Cycling Teamから山本元喜、椿大志、阿曽圭佑、野中竜馬、雨乞竜己、中島康晴が出場。勝者のみが着用を許される日本チャンピオンジャージを賭けて、6 選手が戦いに挑む。レースは、アンダー 23 ロードレースと同じ 14km のコースを使い、15 周回・210km で争われる。スタートは午前 8 時、約 6 時間の戦いで勝者が決まる。

全日本自転車競技選手権ロード・レース 男子アンダー 23 ロードレース(140km)結果

1 横山航太(シマノレーシング) 3 時間 39 分 5 秒
2 野本空(明治大学) +2 秒
3 山本大喜(鹿屋体育大学) +5 秒
4 安田京介(京都産業大学) +50 秒
5 小山貴大(シマノレーシング) +55 秒
6 岡本隼(愛三工業レーシングチーム) +2 分 19 秒
DNF 中西健児(KINAN Cycling Team)

選手コメント

中西健児
「周りの動きを見ながら走っていたつもりだったが、結果的に見たら脚を使いすぎていたのかもしれない。レーススケジュールやコースレイアウトの問題ではないし、それはどの選手も条件は同じ。少し体を休めて、気持ちも切り替えてこの先のレースで結果を残していけるようにしたい」

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

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