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【KINAN Cycling Team】ツール・ド・フローレス第3ステージでトマ・ルバが4位!

ツール・ド・フローレス第 3 ステージでトマ・ルバが 4 位

チーム総合と阿曽圭佑の山岳賞首位も堅守

●ツール・ド・フローレス(Tour de Flores, UCI Asia Tour 2.2)

第3ステージ エンデ~ナゲケオ 83.3km
●出場選手
ジャイ・クロフォード
山本元喜
阿曽圭佑
中西健児
トマ・ルバ

KINAN Cycling Teamが出場中のツール・ド・フローレスは7月16日、第3ステージを実施。レース後半にメイン集団から抜け出したトマ・ルバが単独で先頭グループを追い、 合流こそならなかったものの 4 位でフィニッシュ。個人総合争いのライバルに先着し、順位を総合 3 位と 1 つアップさせた。その他のメンバーも上位でフィニッシュ。チーム総合 と阿曽圭佑が持つ山岳賞も首位をキープした。
このステージは 83.3km のショートステージ。中盤まで平坦を進むが、その後は山岳地 帯に入っていく。1 つ目に登場する 2 級山岳を越えると、その後しばらくは未舗装区間を走行。さらに 4 級山岳を経て、フィニッシュへのダウンヒルが待ち受ける。
KINAN Cycling Team は第 2 ステージまでを終えて、個人総合 4 ~ 6 位をトマ、ジャイ・クロフォード、山本元喜が占めている。チーム内ステージ上位 3 選手のタイム合算で争うチーム総合、さらに第 2 ステージで逃げを打った阿曽がポイントを稼いで山岳賞のト ップに立っている。この先のステージでは、チーム総合と山岳賞を守りつつ、最大のター ゲットである個人総合でさらに上を目指して攻めの走りを貫くことがミッションとなって いる。
レースはスタート直後からアタックが頻発し、KINAN 勢もそれらに対応していった。ときに総合上位の選手が前方をうかがう場面ではチェックをしつつ、前でレースを展開するチャンスを計った。

早朝からスタッフがそれぞれの役割をこなしながら準備を進める

山岳賞ジャージの阿曽圭佑を中心に 5 選手で記念撮影

逃げグループが形成されたのは、メイン集団のペースが一瞬緩んだタイミング。ここで 前日に続いて阿曽が加わり、6 人がレースをリード。阿曽にとっては山岳ポイントを加算するチャンスになると同時に、重要な局面でチームメートが合流した際の引き上げをねらいとした前待ちの役割を担うこととなった。
メイン集団に対し 4 分近いリードを得た阿曽たちは山岳へ。その途中、3 人が抜け出し、 阿曽は前を追う格好に。2 級山岳はそのままの態勢での上りきり、阿曽は 4 位通過。4 点 を獲得した。
メイン集団は上りの途中からペースが上がり、その中からトマがアタック。さらにジャイ、山本、中西健児も続き、追走グループを形成。前を走っていた阿曽はトマの牽引をしたのち、後方へ。他のメンバーが含まれるグループでフィニッシュを目指した。
途中で抜け出した 3 選手はそのまま逃げ切る形となり、トップから 2 分 43 秒差の 4 番 手でトマがフィニッシュラインを通過。さらに約 1 分差で残る KINAN 勢 4 人が含まれる グループがフィニッシュした。

人数が絞られたメイン集団でジャイ・クロフォードらがフィニッシュ

バイクフレームについた砂埃が未舗装区間の厳しさを物語る

中西健児、山本元喜もメイン集団でフィニッシュ

このステージを終えて、トマが個人総合 3 位に浮上。首位とは 1 分 13 秒差とした。ジ ャイは個人総合 5 位をキープ、山本は 1 つ順位を下げて 7 位。山岳賞は阿曽がジャージを キープ。2 位とは 4 ポイント差となっている。チーム総合も 1 位を守っており、こちらは 2 位と 5 分 25 秒差となっている。
17 日に行われる第 4 ステージは、ナゲケオからボロンまでの 170.9km。序盤・中盤・ 終盤とそれぞれ山岳があり、特に中盤に待ち構える標高 1300m を越える上りは総合争いに影響することが予想される。また、山岳にカテゴライズされない登坂区間もあり、プロトン全体の人数を絞り込む可能性なる難コースとなっている。

山岳賞の表彰を受けた阿曽圭佑

表彰後のプレスカンファレンスでレースの感想を語った阿曽圭佑

ツール・ド・フローレス第 3 ステージ(83.3km)結果

1 アルヴィン・モアゼミ(イラン、ピシュガマンサイクリングチーム)2時間5分57秒
2 ダニエル・ホワイトハウス(イギリス、CCN サイクリングチーム) +53 秒
3 エドガー・ノハレス(スペイン、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ) +1 分 21 秒
4 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +2 分 43 秒
5 ジェシー・イワート(オーストラリア、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ)+3分51秒
6 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ) +3分53秒
7 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +3 分 53 秒
9 中西健児(KINAN Cycling Team) +3 分 53 秒
13 山本元喜(KINAN Cycling Team) +3 分 53 秒
16 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +3 分 53 秒

 

●個人総合時間賞
1 ニック・ミラー(ニュージーランド、フテュロプロサイクリング)9時間40分48秒
2 ムハンマイマム・アルフィン(インドネシア、KFC サイクリングチーム) +58 秒
3 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +1 分 13 秒
4 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ) +2 分19秒
5 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +2 分 25 秒
6 アルヴィン・モアゼミ(イラン、ピシュガマンサイクリングチーム) +4 分 59 秒
7 山本元喜(KINAN Cycling Team) +5 分 35 秒
29 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +18 分 20 秒
31 中西健児(KINAN Cycling Team) +18 分 48 秒

 

●スプリント賞
1 チョ・ヒョンミン(韓国、グムサンインサム・チェロ) 13pts
4 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 6pts

 

●山岳賞
1 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 18pts
3 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 10pts

●チーム総合時間賞
1 KINAN Cycling Team 29時間11分41秒

 

■選手コメント
阿曽圭佑
「逃げにいる間は、3 人が前に出たらそのまま行かれてしまうと監督と話していたのが、結果的にその通りになってしまった。山岳ポイントを取ってからは下りを流して走って、 トマが合流してから引きに徹した。3 日連続でしっかりと踏んだので、明日以降はどうなるか分からない。チャンスがあれば逃げたい。昨日、一昨日と前待ちがはまったので、この動きを継続したい。チーム力的には他と比べても負けていないし、リーダージャージを奪いチャンスを見ながらレースを進めていきたい」
中西健児
「チャンスがあれば逃げたいと思っていたけど、総合争いで危険な選手が含まれていたタ イミングもあったので、そうした選手を集団に引き戻す動きもこなした。昨日それほど追い込んでいなかった分、今日は脚が動いていて、結果的にジャイさんや(山本)元喜さんたちと一緒にフィニッシュできてよかった」
トマ・ルバ 「最後までフルガスで踏み続けて、総合トップとのタイム差を縮められたし、順位も上げ られたのでよかった。直前のトレーニングができないままレースに入ってしまったが、よ うやく調子が上がってきた。毎日手ごたえを感じながら走っているから、この状況が続くことを願っている。明日は距離が長く、確実にハードなレースになる。難しい戦いになるが、チーム一丸となって走りたい」

 

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