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【NIPPOヴィーニファンティーニ】ツアー・オブ・チンハイレイでクネゴが区間優勝!

標高4120mの超級山岳にゴールする最難関ステージで独走勝利!

7月16日から29日までの2週間、全13ステージにわたり中国内陸部を舞台に開催されている超級ステージレース「ツアー・オブ・チンハイレイク」。7月22日に開催された第6ステージでダミアーノ・クネゴが独走で区間優勝。2013年のコッピエバルタリでの区間優勝以来となる嬉しい勝利を掴みました。

第6ステージは祁連(Qilian)から大冬樹山埡口(Dadongshu Hill Puerto)までの65.01kmで開催されました。スタート後に祁連市街の8.8kmのフラットな周回コースを3周回し、そこからフィニッシュまでの38.7kmが山岳コースとなっており、48.79km地点に1つ目の超級山岳が組み込まれ、そして2つ目の超級山岳山頂にフィニッシュする厳しいヒルクライムステージでした。またフィニッシュ地点の標高は富士山山頂を優に超える4120mとなっており、酸素の薄いタフなコンディションでのレースでした。

NIPPOヴィーニファンティーニは調子のよいダミアーノ・クネゴの区間優勝を目標にスタートを切りました。そしてスタート直後に窪木一茂がアタックを成功させ、周回コースを単独で先行します。その後、追走集団が追いつき、6名の先頭集団を形成して登り口へと進んでいきました。

本格的な登りが始めると、窪木らの集団はメイン集団に吸収され、そこからマウリチオ・オルテガ(RTSモントンレーシングチーム)がアタック、クネゴも単独で追走を仕掛け、しだいに2選手は合流し、レースをリードしていきます。
最初の超級山岳はオルテガが1位、クネゴが2位で通過しましたが、その下りでオーバースピードによりオルテガがクラッシュするアクシデントが起こり、そこからフィニッシュラインへと向かう10km超の長い登りをクネゴは単独で先行していきました。麓では13名ほどの追走集団とのタイム差は1分30秒ほどでしたが、クネゴは力強い走りでリードを続け、結果、2位に1分11秒の差をつけて独走で区間優勝を果たしました。また今日の結果を受け、総合成績を10位までジャンプアップさせています。

クネゴはジロ・デ・イタリアで総合優勝する前年の2003年にツアー・オブ・チンハイレイク第5ステージで区間優勝をあげ総合優勝しており、今回の参戦はそれ以来となる2回目ですが、思い出深いレースで再び表彰台の頂点に立てたことで、非常に感慨深い勝利となりました。またクネゴの勝利は2013年のコッピエバルタリでの区間優勝以来(通算49勝目)。2015年にNIPPOヴィーニファンティーニに移籍してからは、今回が待ち望んだ1勝目となりました。チームメイトたちから慕われるキャプテンの勝利にチームは歓喜に沸き、残りの7ステージ、さらに高いモチベーションをもって挑みます。

ツアー・オブ・チンハイレイ リザルト

第6ステージ
1 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini 2:00:57
2 SANTORO Antonio Monkey Town Continental Team +1:11
3 LAGKUTI Sergiy Kolss Cycling Team +1:26
37 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +7:11
72 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +17:58
86 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +19:25
96 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +23:20
112 MARINI Nicolas NIPPO – Vini Fantini +26:51

 

個人総合成績
1 MONSALVE Yonathan Qinghai Tianyoude Cycling Team 19:21:28
2 MUCELLI Davide Meridiana Kamen Team +0:07
3O RTEGA Mauricio RTS – Monton Racing +0:20
10 CUNEGO Damiano NIPPO – Vini Fantini +3:45
38 NAKANE Hideto NIPPO – Vini Fantini +20:28
73 STACCHIOTTI Riccardo NIPPO – Vini Fantini +56:42
81 GROSU Eduard Michael NIPPO – Vini Fantini +1:01:46
91 KUBOKI Kazushige NIPPO – Vini Fantini +1:06:15

出場した選手のコメント

ダミアーノ・クネゴ
標高も難易度もとても高く厳しいステージだった。2つ目の登り口である程度のタイム差を稼いでいたけど、フィニッシュラインまではとても長く、心配な気持ちも正直あったが、スイッチバックで後続集団を見るたびに、彼らも自分と同じように苦しいんだと言い聞かせながら登っていった。今日の勝利は自分にとってもチームにとっても喜ばしいもの。今大会、何度か表彰台には乗れているが勝利には届いていなかった。チームメートや選手のために一生懸命働いてくれているスタッフに感謝をしたい。

 
窪木一茂
65kmの山岳ステージでクネゴが独走優勝を飾ってくれた。 今日はエースのクネゴをできる限り皆でアシストすることと僕は逃げに乗ることを目標にスタートした。クリテリウム1周回終了後の登りでアタックして1人で逃げる。その後2周回逃げ続け、3周回目のスプリントポイントを通過後、追走6人と合流し35km地点まで逃げた。登りの手前でメイン集団に吸収された後は、グルペットでゴールを目指して走り明日へと繋げた。 クネゴキャプテンがステージ優勝し、チームに勢いをつけてくれ雰囲気は良い。明日に備えマッサージを受けて、身体をリカバリーさせたい。

 
中根英登
今大会のクイーンステージ。なるべくクネゴの近くで走り、何かあった時にサポートできるようにすることがオーダーだった。最初のサーキットコースではみんなでクネゴを風から守るように位置取りをする。窪木さんが逃げてくれたので集団は落ち着いて走行。周回が終わって山岳コースへ。リーダーチームの後ろあたりをキープしてクネゴの位置取りをサポートした。逃げが吸収され、アタックが始まるとクネゴ自らアタックしていき、集団は崩壊。自分もそこで遅れてしまい、遅れた選手とともにゴール。クネゴの優勝を聞いて、ものすごく嬉しかった。それと同時に彼の本当のアシストをするには自分の力ではまだまだ全然足りていないと実感した。これで約半分のステージを終えた。チームとしてまたステージ優勝できるように、クネゴの総合成績を上げられるように、そして窪木さんとともに自分たち日本人選手もステージ優勝してやろうという気持ちを常に持ち続けて残りのステージも頑張りたい。

 
福島晋一監督
今日はダミアーノの区間優勝のみをめざして挑んだ。昨日はチーム全員が働いて、ステージ2位、3位に入っており、勝てなかったのは残念であるが、チームとしての形は良かった。そして、自らスプリントへのアシストに動いたダミアーノの好調さはチームメイトから聞いていた。今日のダミアーノは終始力強いペダリングで後続を振り切っての優勝だった。この勝利によりチームの雰囲気は良いので、残りのステージ向けて、さらに集中していきたい。

●NIPPOヴィーニファンティーニ 出場選手
窪木一茂
中根英登
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
エドゥアルド・グロス(ルーマニア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
小林海 ※第4ステージでリタイア
監督:福島晋一

●レース情報
2017 Tour of Qinghai Lake(ツアー・オブ・チンハイレイク)
開催期間/2017年7月16日(日曜日)〜29日(土曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.HC
開催地/中国

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