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2018/1/26 更新

【KINAN Cycling Team】第2ステージのスプリントで雨乞が7位

強力ヨーロッパ勢に挑んだ雨乞が7位、中島が9位に

KINAN Cycling Team が中東・UAE で出場しているシャールジャ・ツアー(Sharjah Tour、UCI アジアツアー 2.1)は 1 月 25 日、151.56km による第 2 ステージが行われた。 平坦基調の本格スプリントステージで、KINAN Cycling Team は雨乞竜己が 7 位でフィ ニッシュ。中島康晴も 9 位と続いた。個人総合順位ではトマ・ルバが 30 位につけ、クイ ーンステージとなる第 3 ステージに臨むこととなった。
前日の第 1 ステージでは、トマがチーム最上位となる 31 位で終えた KINAN Cycling Team。第 2 ステージに向けては、エーススプリンターの雨乞で勝負することを確認。そ こまでに、チャンスがあれば逃げにトライをしつつも、フィニッシュでスプリントにトラ イできるような組み立てを重視した。

 

 

レースは、スタート直後から逃げ狙いのアタックが連発。KINAN 勢は山本や椿、ジャ イなどが前をうかがいアタックする場面も見られたが、いずれもプロトンの容認は得られ ない。逃げが決まったのは、スタートから 40 分を過ぎたタイミング。5 人がリードを始 めると、メイン集団はリーダーチームのヴィタルコンセプトサイクリングクラブを中心と したペースコントロールに切り替え。逃げる 5 人を 1 分前後のタイム差にとどめながら、 淡々とレースを進行させた。

この構図に変化がないまま終盤へ。逃げグループでも力の差が出始め、少しずつ人数を 減らしていく。メイン集団のペースが速くなるとともに、KINAN 勢がポジションを上げ ていった。逃げていた選手たちは残り 10km を切ったところで全員吸収。ステージ優勝争 いはスプリントにゆだねられることとなった。
勝負に備えて隊列を整えたい KINAN 勢だったが、残り 5km となったところで雨乞が 路面のくぼみにタイヤをとられパンク。すぐに椿大志が車輪交換に対応し、さらには山本 元喜が引き上げて雨乞の集団復帰に成功。トマやジャイ・クロフォードもリードアウトに 加わり、雨乞と中島でスプリントに挑む状況を作った。
最終局面は、プロトンの主導権を掌握したヨーロッパ勢が力を見せ、雨乞と中島ともに その後ろからの加速となったものの上位に絡んでのフィニッシュ。結果的に雨乞が 7 位、 中島が 9 位。一時は大ピンチに陥ったが、素早い対応もあり勝負できるところまであと一 歩に迫った。シーズン初戦ながら連携にも問題なく、再度のスプリント勝負が予想される 2 日後の第 4 ステージに向けて収穫のあるレースとした。

なお、個人総合時間ではトマがチームトップの 30 位、ジャイが 40 位と続く。また、チーム総合時間では 12 位につけている。
26 日に行われる第 3 ステージは、ディバからワディ・アル・ヒロ・レディースクラブ までの 116.70km。1 級から 3 級までのカテゴリー山岳が 4 カ所に設けられ、なかでも終 盤に立て続けに通過する 2 級と 1 級が勝負を左右する。このステージの順位やタイム差が、 総合成績に反映される可能性が高い。KINAN 勢としては、クライマーのジャイとトマを 軸に個人・チームそれぞれの総合順位のジャンプアップを狙って臨むことになる。

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

シャールジャ・ツアー第 2 ステージ結果(151.56km)

1 ヤクブ・マレチュコ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) 3時間32分33秒
2 ブライアン・コカール(フランス、ヴィタルコンセプトサイクリングクラブ) +0 秒
3 モハドハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム)
4 ルカ・パシオーニ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア)
5 ロビン・ステニュート(ベルギー、ヴェランダスウィレムス・クレラン)
6 ジェレミー・ルボー(フランス、デルコ・マルセイユプロヴァンス・カテエム)
7 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) 9 中島康晴(KINAN Cycling Team)
41 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team)
64 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
103 山本元喜(KINAN Cycling Team) +2 分 16 秒
104 椿大志(KINAN Cycling Team) +2 分 29 秒

 

 

雨乞竜己選手コメント
「パンク直後に椿が車輪交換してくれて、(山本)元喜とトマに引き上げてもらって、中島さんのポジションまで合流するところまではできたが、結果としてはもったいないものになってしまった。トラブルなく、スプリントまでの形にもっていけていれば勝負できた 実感がある。UCI プロコンチネンタルチームのスプリンターとの力の差は特に感じていな い。2 日後の第 4 ステージではチャンスがあるはずなので、もう一度トライしたい」

 

 
KINAN Cycling Team
https://kinan-cycling.com

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