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2018/2/14 更新

【KINAN Cycling Team】KINAN AACA CUP 第2戦は中学生・津田悠義選手が優勝

津田悠義選手が最終周回にアタックを決めて独走逃げ切り

東海地区が舞台のロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」は2月11日に第2戦 を開催。前日行われた第 1 戦と同じ国営木曽三川公園 長良川サービスセンター内に設けられた 1 周 5.1km の周回コースで争われた。メインレースの 1-1 カテゴリーでは、序盤に 形成された先頭集団がそのまま優勝争いに。最後は残り 2km を切ったところでアタックを決めた中学生の津田悠義選手(EQADS)が逃げ切って優勝した。
10 日に行われた第 1 戦と同様、レース距離は 91.8km に設定。連戦となったものの、ワンデーレース形式として行われたことも関係し、前日を上回る 70 人以上の選手が 1-1 カテゴリーのスタートラインに並んだ。
ホストを務める KINAN Cycling Team からは、第 1 戦と同じく山本元喜、椿大志、中西健児、中島康晴、新城雄大が参戦。前日は「白チーム」と「青チーム」に分かれ、異なるジャージでレースを行ったが、今回は全員が白基調のレース用ジャージで臨んだ。

第 1 戦優勝の雨乞竜己がシリーズリーダージャージを着用してレースに臨んだ

中島康晴(右)らが加わった追走グループだったが、先頭集団に追いつくことはできなかった

残り 5 周回で単独アタックを試みた水野恭兵選手

ときおり雨が降った第 1 戦と打って変わって、この日は好天。しかし、前日以上の強い 北風に見舞われ、午前中に実施された他カテゴリーのレースでは序盤のアタックがそのま ま逃げ切りにつながるなど、風がレース展開に大きく影響。そして、1-1 カテゴリーも強い風を利用した動きがレースを決定づけた。
1 周回目に設けられた「ファーストラップ賞」を狙った選手たちの動きの流れから、2 周回目に入って寺田吉騎選手(磐田北高校& Vivace -掛川)とトム・ボシス選手(東京 ヴェントス)がリードを開始。さらに 10 人以上の選手が追走を試み、4 周回目から 5 周回目にかけて先頭に最大で 15 人が合流。力のある選手たちがそろったこともあり、メイン集団に対してリードを広げるべくペースを上げていく。
KINAN 勢からは、一度は新城が先頭集団に加わったが、追走グループに中島や椿が入 っていたこともあり、両者の引き上げを狙って後方へと下がる。しかし、人数をそろえて 前への合流を狙うも上手く連携が図れず、先頭集団とメイン集団との間で宙ぶらりんの状 態に。安定した先頭交代で強い風にも対応する先頭集団に対して、KINAN 勢が入った追 走グループはメイン集団へと戻ることを選択。立て直して前を行く選手たちの吸収を目指 した。
それでも、タイム差は広がる一方。先頭集団は中盤以降、脚が残っている選手だけに人 数を絞っていきながら、リードを確実なものにしていく。周回賞が設定された残り 5 周回 で水野恭兵選手(INTERPRO STRADALLI CYCLING)が単独で飛び出したのを機に、 先頭集団はさらに活性化。残り 3 周回までに 12 人となった中から、この日の勝者が決ま るのが濃厚となった。
逃げ切りを狙って、津田選手と水野恭兵選手が残り 3 周回でアタック。さらに残り 2 周回では、津田選手と水野貴行選手が(INTERPRO STRADALLI CYCLING)の2人がリードを開始。そのままラスト 1 周回の鐘を聞いた。
そして、バックストレートで見せた津田選手の仕掛けが決定打となる。残り 2km を切ったところで単独でアタックを成功させると、フィニッシュを目指して懸命の独走。最終コーナーを抜けて最後の直線で後続が追い上げるも、トップまでは届かず。津田選手の逃げ切り勝ちが決まった。

KINAN Cycling Team の選手たちがメイン集団をコントロールする

終盤のアタックで独走勝利を挙げた津田悠義選手

優勝した津田選手は 2002 年 12 月に 15 歳になったばかりの中学 3 年生。昨年の全日本選手権ロードではアンダー 17(17 歳未満)カテゴリーでロードと個人タイムトライアルの 2 冠に輝いたホープだ。年齢や年代別カテゴリーを問わない混走のこのシリーズにあって、中学生が年長の選手たちを下す驚きのレースとなった。
この結果、第 2 戦までを終えてのシリーズ総合成績でも津田選手が首位となり、第 3 戦 でのリーダージャージ着用資格をゲットした。
第 3 戦は、三重県いなべ市・いなべ市梅林公園で 4 月 1 日に行われる。

 

 

■KINAN AACA CUP 2018 第 2 戦 1-1 クラス(91.8km、5.1km × 18 周回)結果

1 津田悠義(EQADS)
2 森崎英登(愛知産業大学工業高校)
3 水野貴行(INTERPRO STRADALLI CYCLING)
4 高山恭彰(シエルヴォ奈良 Miyata-MERIDA レーシングチーム)
5 水野恭兵(INTERPRO STRADALLI CYCLING)
KINAN AACA CUP 2018 ポイントランキング(第 2 戦終了時)
1 津田悠義(EQADS) 512pts
1 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) 512pts
3 中島康晴(KINAN Cycling Team) 256pts
3 森崎英登(愛知産業大学工業高校) 256pts
3 水野貴行(INTERPRO STRADALLI CYCLING) 128pts

集団走行に役立つテクニックをプロ選手が伝授「レーススキルアップ講座」

KINAN Cycling Team の選手が講師を務める「レーススキルアップ講座」。KINAN AACA CUP に出場する選手のみならず、この講座のためだけに会場へとやってくるサイ クリストの参加もあるなど、恒例イベントとして定着している。

KINAN Cycling Team の選手とペアになって集団走行のための訓練を行う

実践後には即席の座学講習へと移った「レーススキルアップ講座」

レーススキルアップ講座参加者との記念撮影

この日は、集団走行で役に立つテクニックを参加者が選手とともに実践。肩を組んでの 並列走行や、肩をぶつけ合いながらバランスをとっての走行など、集団走行時に限られたスペースの中で安定して走るためのスキルを身につけるための実践を行った。
参加者の中には、ヒルクライムをメインに取り組むサイクリストの姿もあり、集団走行 を意識した講座内容が新鮮との声も聞かれた。また、実践後には即席の“座学講習”も展 開され、実際のレースやエンデューロの攻略法を KINAN メンバーに直接質問できる機会 も設けられた。
そのほか、会場内に設けられたスポンサーブースもにぎわいを見せた。なかでも(株) 和光ケミカルさまによる「W AKO’S ブース」では、初めての利用する人向けの洗車レクチャーサービスが実施。実際に洗車についてアドバイスを受けることができるとあって、レ ース後の参加者が実際にバイク持参をブースを訪れるなど、早速新サービスが好評の様子だった。

 

(text&photo:Syunsuke FUKUMITSU)

 

KINAN Cycling Team
http://kinan-cycling.com

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