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2018/3/23 更新

【KINAN Cycling Team】第4ステージトマが個人総合8位まで浮上

トマが個人総合8位として翌日の最難関ステージへ

マレーシアで開催中のツール・ド・ランカウイ(UCIアジアツアー2.HC)は、3月21日に第4ステージが行われた。KINAN Cycling Teamは終始メイン集団でレースを展開。トマ・ルバを筆頭に、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラと集団でフィニッシュしている。個人総合では、トマが前日までの10位から2つ上げて8位に浮上。好位置につけて、翌日のクイーンステージを迎える。

全8ステージで争われる大会は中盤戦へ。前日に引き続き、マレーシア東岸の南シナ海を見ながら南下する177.6km。前半に唯一のカテゴリー山岳となる1級の上りが控えるが、その後は平坦。海沿いのルートはときおり強い風が吹き、これがレース展開を左右することも考えられる。

KINAN Cycling Teamは前日の第3ステージでトマ・ルバが序盤に形成された逃げグループに入り、2カ所の中間スプリントポイントを上位通過。合計3秒のボーナスタイムを獲得し、個人総合で10位に浮上。マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラも安定して走っているほか、山本元喜と中西健児の日本人ライダーもアシストとして貢献している。

レースは序盤、逃げ狙いのアタック合戦にKINAN勢も参加。チャンスをうかがうが、大人数の逃げは容認されず、やがて先行した6人が集団に容認される。KINAN勢はこれに加わらず、メイン集団でレースを展開することとなった。

その後のメイン集団は、スプリンターを擁するチームを中心にペースをコントロール。逃げグループとのタイム差を見ながら、淡々と進行。KINAN勢は海から吹く風に対応すべく、中西健児が風よけに立ち、隊列を組んで走っていく。

タイム差が約5分となったのを機に、メイン集団は徐々にペースアップ。ポジション争いが激しさを増していく。フィニッシュまで残り20kmとなったあたりからは、横風を利用しての集団分断を狙うチームが現れ、プロトンは人数が絞られていく。KINAN勢はトマ、マルコス、サルバドールが集団でのポジションを確保し、役目を終えた中西と山本元喜は後方へと下がった。

集団は終盤に入り逃げていた選手を全員吸収。そのままスプリント勝負によるステージ優勝争いとなった。集団では残り5km付近で落車が発生したが、KINAN勢3人は巻き込まれることなく、そのままフィニッシュへ。サルバドールがチーム内最高位の19位となった。また、山本と中西もグルペット内でレースを終え、出走5人全員が次のステージへと進んでいる。

個人総合争いで上位につけていた一部選手がリタイアした関係から、トマが2つ順位をジャンプアップ。個人総合8位とした。サルバドール、マルコスもここまで好位置につけている。

翌22日は、いよいよこの大会のクイーンステージ。アジアの名峰・キャメロンハイランドの頂上にフィニッシュする169.4kmの第5ステージは、今大会のハイライトとなること必至。レース後半に入って上りが始まり、158km地点に1級山岳、そしてフィニッシュは超級山岳と難所が立て続けに待ち受ける。10%近い勾配の区間も次々と登場する完全クライマー向きのコースだ。このステージの結果が、個人総合争いに直結する可能性が高い。

ツール・ド・ランカウイ第4ステージ結果(177.6km)

1 リッカルド・ミナーリ(イタリア、アスタナプロチーム) 4時間10分14秒
2 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、バルディアーニ・CSF) +0秒
3 モハドハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム)
<個人総合時間>
1 アダム・デヴォス(カナダ、ラリーサイクリング) 16時間55分45秒
2 ニクモハドアズワン・ズルキフリー(マレーシア、フォルカアムスキンズレーシング) +14秒
3 ハリソン・スウィーニー(オーストラリア、ミッチェルトン・バイクエクスチェンジ) +22秒

 

■中西 健児コメント
「スタートから体が動いていたので、何度か逃げにトライをしたが、望んでいた大人数の逃げが容認されず、前方でレースを進めることができなかった。それからはチームメートの風よけになりながら、集団の前方にポジショニングしていた。
集団内でのポジション争いが激しくなっていく中で、ポジションを下げてしまい、分断したときにそのまま後ろになってしまった。本来は我慢をして集団に残ってアシストをしないといけなかった。
UCIワールドチームやプロコンチネンタルチームがそろうレースにあって、レベルの高さは感じているが、暑さも含めて対応していかないといけない。明日(第5ステージ)は得意の上りなので、そこでしっかりと仕事をしたい」

●ツール・ド・ランカウイ(Le Tour de Langkawi、UCIアジアツアー2.HC)
第4ステージ ドゥングン(Dungun)~ペカン(Pekan) 177.6km

 

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
中西健児
マルコス・ガルシア
サルバドール・グラルディオラ
トマ・ルバ

 

KINAN Cycling Team
https://kinan-cycling.com

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