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2018/9/27 更新

【UCIロード世界選手権大会】男子ジュニアで日野が日本人最高位の58位

日野泰静が58位、馬越裕之が61位でフィニッシュ

9月25日のUCIロード選手権インスブルック・チロル大会の大会3日目は午前中に男子ジュニア、午後に女子エリートの個人タイムトライアルが開催された。両カテゴリーともコースは昨日の男子U23と同じヴァッテンス(Wattens)からインスブルックまでの27.7km。朝は5度程度まで冷え込んだものの晴天に恵まれ、レースがスタートする頃になると風もなく、過ごしやすい気象条件でのレースになった。
男子ジュニアは、日野泰静(愛媛・松山城南高校)と馬越裕之(奈良・榛生昇陽高校)が出場し、日野が6分5秒17秒遅れの58位、馬越が6分29秒84秒遅れの61位という結果だった。優勝はサッカーから転向した経歴をもつレンコ・エベネポール(ベルギー)で、2位に1分23秒66差の圧勝だった。

■柿木孝之コーチのコメント
ジュニア男子が開催された午前中は追い風もなく、日本の選手たちにとって不利な条件はなかった。完全に力の差が出たと思う。馬越選手については、タイムトライアル機材、バイクコントロールの練習など、準備が足りていなかった。日野選手は下りで速度が乗らないなど、本来もっているパフォーマンスを発揮できなかった印象。二人ともネイションズカップに出場している選手のなかで最下位と言っていい成績だった。他の国のほうがネイションズカップを走っての成長度合いや、世界選手権に向けた心の準備が上だった。世界選手権を走る準備ができていなかったと捉えている。ロードレースでは、小野寺選手、日野選手を中心に戦う予定。20位〜30位の集団でゴールすることを目標にしている。
女子エリートが開催された午後は追い風が強くなり、與那嶺選手には少し厳しい条件だったが、ペース配分もよく、コーナリーングもスムーズだった。単純にパワーの差が結果に出たと考えている。ロードレースでも上の何名かはずば抜けているが、周回コースの最初の登りで全員で前に残り、與那嶺選手をできるだけ温存させるようにチームで動いていきたい。與那嶺選手にとっては自分のために走れる機会になるので、最大限の結果を残せるようチームで動きたい。登坂区間の勾配や下りなど、與那嶺選手に向いたコースだと思う。

 

■日野泰静(愛媛・松山城南高校)のコメント
アップもよくできて、調子も良く、スタートから好調に走れた。しかし、登りで失速してしまい、そこからうまくペースを上げることができず、思うような走りができなかった。前半はずっと向かい風で、そこで踏んでいたので、もっと力をセーブして、後半に向けてペースあげていけば良かったと思う。ペース配分に反省が残る。調子は良いので、気持ちを切り替えてロードレースに挑みたい。登りで先頭に必死に付いていって、スプリントで狙いたい。

 

■馬越裕之(奈良・榛生昇陽高校)のコメント
韓国でのレース(9月上旬のツール・ド・DMZ)で落車してから、調子が思うように上がってこない。しっかりアップして挑んだが、約10km地点の登りで踏みすぎてしまい、そこから脚がいっぱいになり、平坦を踏むにもうまくできなかった。ペース配分に課題が残った。トップとの差をしっかり埋めていけるように練習をしていきたい。絶好調というわけではないが、ロードレースでは自分は逃げの選手だと思っているので、危険な選手を見極めてアタックに反応するなど、積極的な走りをしたい。

 

 

少し風が吹きはじめたなかでスタートした女子エリートは、オランダ勢が表彰台を独占する結果になった。ディフェンディングチャンピオンのアネミック・ファン・フルーテン(オランダ)が二連覇を達成した。同種目の日本チャンピオンで8月のアジア大会で僅差の銀メダルを獲得した與那嶺恵理(茨城・Wiggle
High5 ProCycling)は、4分0秒18遅れの29位でレースを終えた。

<男子ジュニア 個人タイムトライアル>
1 レンコ・エベネポール/EVENEPOEL Remco (ベルギー) 33:15.24
58 日野泰静/HINO Taisei (日本) +6:05.17
61 馬越裕之/UMAKOSHI Hiroyuki (日本) +6:29.84
/出走71人
リザルト

 

<女子エリート 個人タイムトライアル>
1 アネミック・ファン・フルーテン/van VLEUTEN Annemiek (オランダ) 34:25.36
29 與那嶺恵理/YONAMINE Eri (日本) +4:00.18
/出走52人
リザルト

 

提供・日本自転車競技連盟
JCFホームページ
http://jcf.or.jp

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