第4回ツアー・オブ・チェンライに「AVENTURA AIKOH TOYO VICTORIA RACING」が参戦
2018.12.13 更新
ノボ ノルディスク ファーマが応援している、1型糖尿病で鹿屋体育大学自転車競技部 1 年生の田仲駿太さん(大分県出身 18 歳)が、海外レースに初挑戦。ニュージーランドのインバーカーギルで行われた自転車競技大会「サウスランド トラック チャンプス」(Southland Track Champs 2018 年 11 月 30 日~12 月 2 日)の男子ケイリンで優勝、男子スプリント(男子オープン U19 以上のカテゴリー)で 3 位に入賞した。また、エリート男子 1,000m タイムトライアルファイナル(マクリーンカップ) では 7 位に入賞。以下、ノボ ノルディスク ファーマからのレポートをお届けする。
トラックレースで世界 3 位の強豪国ニュージーランドのジュニアのトップ選手を中心に総勢 180 名の選手が 95(種目名)に出場する中、田仲駿太さんの本大会を通した活躍は会場から大きな注目を集めました。
田仲駿太さんは、「ニュージーランドはトラックレース強豪国で、自分の力がどれだけ通用するか不安はあった。実際に、ハイレベルな選手がそろい、ジュニアチャンピオンとも対戦し、十分互角に戦える感触を得ることができた」と語りました。
今回、田仲駿太さんは 1 型糖尿病の選手からなるプロサイクリングチームであるチーム ノボ ノルディスクの元選手で、同チームのアンバサダーを務めるジャスティン モリス氏から糖尿病の管理も含め海外レース出場におけるサポートを受けました。男子ケイリンでは、チーム ノボ ノルディスクの育成チームに所属するハミッシュ・ビードル選手とも決勝戦で対戦し、日本とニュージーランドの糖尿病選手の対決を実現させました。「ケイリンは、日本発祥でもあり、勝ちたい気持ちが強かった。試合展開にも恵まれ、ここぞのパワーを出すことができて嬉しい。海外の選手と積極的にコミュニケーションが取れ、友達もできました。本当に良い経験を積むことができました」と、今回の大会を振り返りました。
男子ケイリンで 1 位でゴールした田仲駿太さん
男子スプリントで 3 位入賞
田仲駿太さんは 8 歳の時に 1 型糖尿病を発症しましたが、病気と前向きに向き合いながらハードな自転車トラックレースに挑戦し、平成 29 年度の国民体育大会(愛媛)では、ケイリン部門で優勝しています。ノボ ノルディスク ファーマは、糖尿病をもつ人々が病気に前向きに向き合い、夢をあきらめる必要はないことを伝えることを目的に、2018 年 3 月に世界で活躍できる糖尿病を持つアスリートを応援するプロジェクトを開始し、田仲さんが挑戦する海外レースの参加費用を支援しました。来年も引続き田仲駿太さんをサポートしていきます(※1)。
※1 ノボ ノルディスク ファーマは、糖尿病を持つアスリートとして田仲駿太さんを応援していますが、田仲さんはチーム ノボ ノルディスクには所属していません。
ノボ ノルディスク ファーマ
http://www.novonordisk.co.jp/