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2019/3/24 更新

【ツール・ド・とちぎ】第2ステージを終えマトリックスパワータグが個人総合首位へ

マリス・ボグダノヴィッチがスプリントを制す

ツール・ド・とちぎ第2 ステージは、矢板市の周回コースを使用してのロードレース。「道の駅やいた」前をスタート/フィニッシュとする、118.4km(パレードラン3.8kmを含む)のロードレース。アップダウンとカーブが連続する前半と、道幅の狭い長い直線が続く後半が組み合わされる1 周14.8km のコースを8 周する。途中、ポイント賞と山岳賞が各3 回設定される。
この日は朝から雲が広がり、前日の暖かさがうそのような寒い1 日。最高気温も10℃に届かず、那須連山から吹きおろす冷たい風の中でのレースとなった。

パレードランののちリアルスタートが切られ、直後からアタックと吸収を繰り返される。2 周目にかけられた最初の山岳賞とポイント賞をきっかけに集団ペースが上がるが、大きく飛び出す動きにはつながらない。
4 周目、2 回目の山岳賞に向けてゴン・ヒョソク(LX サイクリング・チーム)が飛び出し、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が追従。この動きをきっかけにリーダージャージのベンジャミン・ダイボール(チーム・サプラ・サイクリング)、総合2 位のオールイス・アルベルト・アウラール・サナブリア(マトリックスパワータグ)、栃木出身の石原悠希(インタープロサイクリングアカデミー)らを含む13 名の逃げ集団が形成される。メイン集団との差は最大で2 分50 秒まで開く。

午前 10 時、第 2 ステージスタート

4 周目に形成された 13 名の逃げ集団。先頭はオールイス・アルベルト・アウラール・サ ナブリア(マトリックスパワータグ)

自ら逃げ集団を牽引するベンジャミン・ダイボール(チーム・サプラ・サイクリング)

残り2 周となる7 周目に入ると、チーム右京のメンバーが集団前方に集まってペースアップ。逃げ集団との差を一気に1 分以内まで詰める。石原らが最後まで抵抗するが、最終周回の8 周目に入るまでに全ての逃げが吸収される。
一つになった集団では、スプリンターで勝負したいサルカノ・サカリヤ・BB チームが集団前方に集まって牽引を開始。マトリックスパワータグ、インタープロサイクリングチーム、シマノレーシング、宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼンなども集団前方に上がってくる。

7 周目からはチーム右京がメイン集団を強烈にペースアップ

集団は一つになって最終周回へ

ハイスピードの集団はそのまま最後の勝負へ。混戦のスプリントを制したのは、マリス・ボグダノヴィッチ(インタープロサイクリングアカデミー)。僅差の3 位に黒枝士揮(チームブリヂストンサイクリング)が入った。

混戦のスプリント勝負

この日の結果、中間ポイント賞でボーナスタイム2 秒を得たアウラールが個人総合首位となり、ボグダノヴィッチが2 位、ダイボールは3 位に後退した。日本人選手では、宇都宮ブリッツェンの岡が8 秒遅れの10 位につけている。最終日の3 日目は、那須烏山市から足利市まで150km のロードレースが行なわれる。

 

■マリス・ボグダノヴィッチ(インタープロサイクリングアカデミー)
(第2ステージ優勝・ポイント賞総合1位)
今日はポイント賞を取ってボーナスタイムを得ることに集中していて、最初のポイント賞を先頭通過することが出来た。レース中盤に逃げ集団が出来て、これで今日のレースは決まったと思っていたけれど、チーム右京が追走して捕まえてくれた。その時足が残っていると感じていたので、勝てる自信が出てきた。勝てて嬉しい。周回コースのレースは自分にあってると思う。
■黒枝士揮(チームブリヂストンサイクリング)
(第2 ステージ3 位)
途中の13 人の逃げにチームから1 人しか入れられなくて、あまり良い展開ではなかったけれど、チーム右京が集団をひとつに戻してくれたので、自分のスプリントで狙っていけるようにチームでまとまった。最後は向かい風が強かったけれど、なんとか3 位に入れて良かったと思う。
■オールイス・アルベルト・アウラール・サナブリア(マトリックスパワータグ)
(個人総合1 位)
速い展開のレースで、風も影響していたように思う。見ている方には面白いレースだったと思う。最後のスプリントを狙ったけれど、機材に問題があって勝てなかった。でもリーダージャージを獲得出来たので、明日はこれを守れるようにしたい。

左・2位レイモンド・クレダー(チーム右京) 中・1位マリス・ボグダノヴィッチ(インタープロサイクリングアカデミー) 右・3位黒枝士揮(チームブリヂストンサイクリング)

山岳賞のアンガス・ライオンズ(オリヴァーズ・リアル・フード・レーシング)

マリス・ボグダノヴィッチ(インタープロサイクリングアカデミー)

U23 賞のライアン・シュルト(オリヴァーズ・リアル・フード・レーシング)

■第3回ツール・ド・とちぎレースレポート
第2ステージ
開催日:2019 年3 月23日
開催地:栃木県矢板市
レース2日目:道の駅やいた周回コース
距離:118.4km
観客:18,000 人
天候:曇り
気温:最高7℃
写真提供:第3回ツール・ド・とちぎ
http://www.tourdetochigi.com/

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