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2019/5/1 更新

【JBCF東日本ロードクラシック群馬大会】写真判定の末、岡篤志が勝利

平成最後のJプロツアーを岡篤志が制する(JPT)

1週間前に開催された第3戦「西日本ロードクラシック広島大会」に続き、レースグレード最上位の「プラチナ」に指定される「東日本ロードクラシック群馬大会」。会場はJプロツアーではお馴染みの群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットだ。
第3戦まで強さを見せつけてきたマトリックスパワータグだが、今回はオールイス・アルベルト・アウラールや、ホセ・ビセンテ・トリビオらが海外レースのため不在。アイラン・フェルナンデスは3月のレースで負傷して離脱中のため、日本人メインで出場。一方で、キナンサイクリングチームが今年初出場。第4戦にして初めて全チームがスタートラインに揃った。

初夏の陽気だった広島から一転、季節が逆戻りして寒さを感じるほどの群馬サイクルスポーツセンター。日なたでは暖かさを感じるものの、雪が残る群馬北部の山々から吹きおろす冷たい風が吹く。

レースは25周150km。1周目から3人が逃げる。メンバーは、湊諒(シマノレーシング)、村田雄耶(弱虫ペダルサイクリングチーム)、伊藤舜紀(東京ヴェントス)。メイン集団は宇都宮ブリッツェン、チームチームブリヂストンサイクリング、キナンサイクリングチームがコントロールし、2分前後の差を維持して周回を重ねていく。

Jプロツアー スタート

逃げる3名を追うメイン集団はチームチームブリヂストンサイクリング、宇都宮ブリッツェン、キナンサイクリングチームなどがコントロール 

阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)らがメイン集団を牽引して逃げ集団との差を詰めていく

レース後半に入ると、逃げ集団とメイン集団とのタイム差は徐々に縮まり始める。残り8周となる18周目、差が1分以内となったところで、紺野元汰(イナーメ信濃山形)がメイン集団から単独で飛び出し、先行する3人に合流する。残り7周、伊藤が遅れて3人になった逃げ集団をメイン集団が吸収して勝負を振り出しに戻す。

残り6周からは石橋学(チームチームブリヂストンサイクリング)がペースアップを図り、登りでは佐野淳哉(マトリックスパワータグ)がアタック、横山航太(シマノレーシング)が飛び出すなと動きが活発になる。しかし集団の人数は減らすものの決定打となる動きにはならず。最終周回の心臓破りの登りでの木村圭佑(シマノレーシング)のアタックも不発に終わり、最後は集団スプリントへ。

18周目、紺野元汰(イナーメ信濃山形)が3人の逃げ集団に追いつく

レース終盤、登り区間でアタックする佐野淳哉(マトリックスパワータグ)

残り1kmから列車を組んだチームブリヂストンサイクリングが先導して残り100mへ。大外からまくりに行った岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が、沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)とほぼ同時にフィニッシュラインを越える。僅差の勝負は写真判定に持ち込まれ、岡の先着が確認された。

最後のスプリント勝負 大外(写真右側)から岡篤志(宇都宮ブリッツェン)がまくる

この結果、岡が個人総合首位に立ち、プロリーダージャージを獲得。2位の沢田がU23の首位となり、ネクストリーダージャージを獲得した。

<結果  JPT 150km>
1位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) 3時間51分20秒
2位 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
3位 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
4位 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
5位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) +0秒
6位 大久保陣(KINAN Cycling Team) +0秒

敢闘賞 村田雄耶(弱虫ペダルサイクリングチーム)

中間スプリントポイント
10周回完了時 湊諒(シマノレーシング)
15周回完了時 村田雄耶(弱虫ペダルサイクリングチーム)
20周回完了時 入部正太朗(シマノレーシング)

Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

Jフェミニンツアー(JFT)

27日に行われた女子のFクラスタは6周36kmで行われた。
スタート直後から、前戦西日本ロードクラシック広島大会で優勝した望月美和子(フィッツ)が登り区間でペースをつくり、集団の人数を絞っていく。レース後半にはフェミニンリーダージャージの伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)も集団の前に出てペースアップしていく。

残り2周、望月が単独で飛び出し、後続に10秒ほどの差をつける。これを伊藤が追走して追いつき、2人がリードして最終周回に入る。その直後に伊藤が落車して遅れ、望月は後続の集団と合流して8人の先頭集団が形成される。レース後半から降り出した雪が激しくなる中、最後は8人でのスプリント勝負となり、吉川美穂( Live GARDEN BICI STELLE)が優勝した。

レース序盤から望月美和子(フィッツ)が積極的にペースアップ

吉川美穂( Live GARDEN BICI STELLE)が優勝

<結果 Fクラスタ 36km>
1位 吉川美穂( Live GARDEN BICI STELLE) 1時間5分48秒
2位 植竹海貴(Y’s Road) +0秒
3位 今井美穂(CO2bicycle)  +0秒
Jフェミニンリーダー 伊藤優衣(Team ZERO UNO FRONTIER)

Jユースツアー(JYT)

28日に行われたJユースツアーは、前週の西日本ロードクラシック広島大会に続く第2戦。6周36kmで行われたレースは、序盤からアタックが繰り返されるも逃げ切りを決める動きは生まれないまま進行。最終周回、最後の心臓破りの登りで永塩幸之介(群馬グリフィンエリート)がアタック。これが決定打となり、フィニッシュまで逃げ切った。

2位争いのスプリントは村山悠平(AVENTURA AIKO TOYO VICTORIA RACING)が先頭を獲り、ユースリーダージャージを守った。

ユースリーダーの村山悠平(AVENTURA AIKO TOYO VICTORIA RACING)自らペースアップを図る

最後の登りで抜け出した永塩幸之介(群馬グリフィンエリート)が優勝

<結果 JYT 36km>
1位 永塩幸之介(群馬グリフィンエリート) 55分53秒
2位 村山悠平(AVENTURA AIKO TOYO VICTORIA RACING) +12秒
3位 東 優仁(VC福岡(エリート) +12秒
ユースリーダー 村山悠平(AVENTURA AIKO TOYO VICTORIA RACING)

エリートツアー(JET)

27日に行われたE1クラスタは15周90km。

序盤からアタックが繰り返され、開幕戦の修善寺ロードレースで優勝した平井光介(EQADS)が集団前方で積極的に動く。これに昨年のE1総合優勝の石井祥平(アーティファクトレーシング)やトム・ボシス(Yamanakako Cyclisme Formation)らが反応。レース後半になるとエリートリーダージャージの比護任(イナーメ信濃山形EFT)自ら集団前方で動く。

残り2周、井狩聖貴(BMレーシングZUNOW)が単独先行すると、平井とエンリック・ルバース(Yamanakako Cyclisme Formation)が追走して追いつく。最終周回に入ると平井とルバースの2人が先行。ホームストレートの残り100mで直後にメイン集団が迫るものの逃げ切り、ルバースが優勝した。

レース後半、エリートリーダージャージの比護任(イナーメ信濃山形EFT)自ら動く

エンリック・ルバース(Yamanakako Cyclisme Formation)が優勝

<結果 E1クラスタ 90km>
1位 エンリック・ルバース(Yamanakako Cycling Formation) 2時間18分53秒
2位 平井光介(EQADS) +0秒
3位 井狩聖貴(BMレーシングZUNOW) +0秒
4位 森崎英登( Yamanakako Cycling Formation ) +1秒
5位 小林 亮(soleil de lest) +1秒
6位 奥山太郎(Peach MAX) +2秒
Jエリートツアーリーダー 平井光介(EQADS)

Jプロツアー第4戦
第53回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会
日付 2019年4月27日、28日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(6km/1周)
距離:
28日開催 150km(JPT)、36km(JYT)、54km(E3)
27日開催 36km(F)、90km(E1)、60km(E2)、42km(E3)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
http://www.jbcf.or.jp/

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