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2018/10/16 更新

ついにジャイアントがE-BIKEを発表! 気になるそのモデルと乗り心地は?

エスケープRX Eプラス。ダウンチューブとバッテリーが一体化した太いダウンチューブに目がいく

28万円(完成車/税抜)アイスグレイカラー ※キックスタンドは別売り

 

アルミフレームのクロスバイクタイプだ。今回ジャイアントの協力を得て、実車に乗る機会を得られたので、エスケープRX Eプラスの詳細とともにそのインプレッションをお届けしよう!

 

ズラリと並べられた試乗車!

こちらは別カラーの「ブラック」。

エスケープRX Eの最大の特徴はダウンチューブと一体化した大容量バッテリーだ。最大200㎞を超える電動アシスト距離を実現! これは現時点でのEバイクアシストの最長記録だという。また、ダウンチューブとバッテリーが一体化したことによるデザインの美しさも見逃せない。

 

アシストの持続時間を他社と比較! 現時点でNo,1だ

ギヤレシオも紹介。フロントは44Tのシングル。リアは11-34T

世界的な流行となっているEバイク開発において、やや後発となったジャイアントだが、その分いっきに巻き返し、記録を塗り替える一台を生み出したといえる。まだ、単にクロスバイクに電動アシストを積んだだけではなく、通常モデルの「エスケープRX」をベースとしながらも「ほぼEバイク専用」といっていいほどの構造やシステム、規格が満載だ! 一部を以下に紹介しよう。

 

ジャイアントのアシストシステムを実現するため、ヤマハとユニットを共同開発

「スポーツバイクらしさ」を保つティアグラミックスコンポ

油圧ディスクブレーキを装備。電動アシストには欠かせないブレーキシステムだ

タイヤは700×32C。これが安定性に大きく貢献する

続いて、エスケープRX Eプラスのインプレッションをお伝えする。

まずアシストモードは全部で5種。アシストの強い順から「スポーツ→ノーマル→エコプラス→エコ→アシスト無し」となっている。ハンドル中央のディスプレイには現在の速度、モード、その持続時間、積算距離など必要な情報が表示される。またハンドル左側に付いたスイッチは左手親指のみで操作でき、説明なしでもすぐ使いこなせる印象だ。普段着のまま、さっそく走り出す。

ハンドル中央のディスプレイ。現在のアシストモードを確認できる

ハンドル左側にあるボタンで電源オン/オフや、アシストのモード選択が可能

発進時はとくにノーマルモード以上ではっきりとアシストの恩恵を感じるが、すばらしいのは最大のスポーツモードでも、車体や身体を「ドン!」と無理やり押し出される感覚がないことだ。例えば、赤信号の停止後からのスタートダッシュが「穏やかなのに速い」! 不思議だが、快適な感覚だ。

アシスト力が発揮される速度域は、日本国内の基準で沿った「時速24㎞まで」。モードによってそこに至るまでの感覚は微妙に異なるものの、フレーム下部から鳴る「ウィーン」という作動音が耳に心地いい。ハンドルステアリングや直進安定性にも違和感はない。

上りでのアシスト効果は詳しく説明するまでもない! 純粋に楽しくなる! ニヤニヤしてしまうほどラクチンだ

そしてもっともアシストの恩恵を受ける上りも体験。勾配8%ほどの坂をノーマル以上のアシストモードで走行してみた。

……当然ラクで快適! 多くのEバイクがそうであるように軽快なペダリングで、脚の力を労せずスイスイと坂を上っていける。個人的には、時速15~18㎞あたりでの走行が「一番アシスト力を生かせている範囲」と感じ、心理的にも非常に楽しい気分になれる。時速20㎞以上だと自分自身に「頑張っている感」を演出しているようで、ラクチンという表現から少しずつ離れていくような気がした(あくまで個人の感想)。

 

ここで気付いた点がひとつ! それはエスケープRX Eプラスの優秀な点はその「安定性」だということ! 他社モデルでは上りの軽快さのなかに「Eバイク特有の不安定さ」を感じることもじつは少なくない。例えば「速く進みすぎてふらつく」、「アシストのタイミングが個人のペダリングと合わない」などだ。あくまで慣れの範囲ですぐに解決する問題だが、エスケープRX Eプラスにはそれがほとんど感じられない。

 

下りでの安定感もバツグン。ごく自然なライディングでつづら折りコーナーをこなせる。安全性にも好影響だ

これは同モデルがもつ、専用ジオメトリーと32Cタイヤ幅が効いていると推測できる。その証拠は上りだけではなく、下りでも同じ意味での安定性を得られることからも確かだ。Eバイクとして、クロスバイクとして、そして純粋な自転車として、ごく自然なダウンヒルを味わえるというのは、エスケープRX Eプラスならではだと強く感じた。

もしスポーツバイク自体に乗り慣れていない初心者が、はじめてEバイクに乗ったらどうなるか?を想像してみると、意外にこれは重要な要素なのかもしれない。

わずかな距離の試乗であったため、アシスト時間の減りなどは詳しく調査できなかったが、9㎞をゆっくり40分ほど(一部上り含む)を「ノーマル以上」で走り続けても、バッテリー残量は88%。走り始めの残量は94%だったので消費量はわずか6%ほど! 最大200㎞アシストは伊達ではなさそうだ!

 

新しいライフスタイルを提案するエスケープRX Eプラス。Eバイク界において台風の目となるか?

Eバイク界において後発ながら、世界一の優れた能力を発揮するモデル。しかしそのコンセプトは「新たなライフスタイルの提案」だという。「これまでスポーツバイクに乗ったことがない人にもサイクリングの楽しさを伝えたい」という純粋な思いを具現化した結果生まれたのが、このエスケープRX Eプラス。「Eバイク」という新しいスタイルの広がりを促進する画期的な一台だ!

 

詳しいスペックなどはジャイアントHPからどうぞ!

 

 

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