バイシクル特集

2018/10/22 更新

DISC BRAKE ROAD BIKE 次に買うならディスクロード!

ロードもディスクブレーキが標準の時代が
もうすぐそこに

ついにディスクブレーキロードが本格化する時代が来た。プロロードレースでも解禁され、今シーズンのレースでは数々のマシンに搭載され、勝利を量産している。いままでのリムブレーキモデルと遜色なく、またそれ以上のメリットがあることが証明された。
見まわしてみれば、ニューモデルはディスクブレーキだらけだ。各メーカーは、トップグレードからレース入門クラスまでディスクモデルをそろえ選択の幅がぐんと広くなった。
またホイールなどアフターパーツも豊富にそろうようになり、もはやディスクモデルを選ぶ環境的なデメリットはない。

初級者から上級者まで享受できる
メリット

なによりも、乗ってみればそのよさが分かる。1本の指でも操作できるコントロール性能。また全天候で安定感のあるブレーキング能力。そこまで必要ないといわれ続けてきたディスクブレーキだが、使ってみると、使わない手はないと思わせる圧倒的な便利さだ。初級者から上級者までそのメリットを享受できる。

そんなディスクブレーキの現状とそのメリット、運用方法などをオススメモデルとともに紹介しよう!

【01】
3大ロードコンポメーカーがディスクブレーキに対応

ワールドツアーレースを走る3大コンポーネントメーカーでディスクブレーキが採用されている。上級グレードに続くモデルにおいてもディスクブレーキを含むコンポが増えており、選択肢も広がっている。各社それぞれの持ち味があるのは、ドライブトレインと同じだ。油圧式ディスクブレーキの圧倒的な引きの軽さと制動力はどのメーカーも遜色ない

SHIMANO
ロードバイクに向いたフラットマウント規格を開発&提唱し、ディスクロードを本格時代に導いたシマノ。105シリーズにもディスクブレーキが登場。その動向から目が離せない

CAMPAGNOLO
いち早くロードコンポの12速化を実現。それと新開発のディスクブレーキの組み合わせは、いまのロードコンポ最先端の組み合わせだろう。定評あるホイールもディスク化が進行

SRAM
無線メカや1×システムなど先進性の高いスラム。MTBコンポを古くから手がけ、ディスクブレーキの経験も長い。レッドからライバルまで全グレードでディスクブレーキを展開

【02】
各ジャンルを網羅したディスクロードバイク

ディスクブレーキを装着したロードバイクは、10年ほど前から市場に存在していた。しかし、ダートや市街地の走行を想定したものが多かった。近年は、ディスクブレーキが小型化し、フォルムや重量的デメリットが解消されてきて、一気にロード全般に広がることに。数年前は、エンデュランス的な方向性のバイクのほうが多かったが、最近はピュアレーサーや、エアロロードにまで搭載されるように。さらにその技術的メリットが、レースバイクの進化をさらに押し上げている

エンデュランスロード

荒れた路面でも快適に走れるエンデュランスロード。ロングライドにも向き、ライド終盤でも軽く制動できるディスクが有効

ハイエンドロード

いまや旗艦ピュアレーサーもディスク化したニューモデルが目玉という時代がきた。プロレースの世界でもメリットは絶大だ

オールロード

グラベルなども走れる走破性の高いオールロード。悪条件でも確実に効くディスクブレーキ搭載が最初に普及したジャンルだ

エアロロード

エアロフォルムを追求したモデルにも積極的にディスクブレーキが搭載され始めた。油圧ケーブルは、内装化にも向いている

スチールロード

伝統的素材のスチールロードもディスク化の波が押し寄せている。ディスクの新たなフォルムに多くのビルダーが創作意欲を燃やしている

【03】
各グレードを網羅した ロード用ディスクブレーキ

シマノでも数年前は、ロード用ディスクブレーキは、ディスクブレーキ用パーツとしてシリーズ外の扱いが多かった。しかし、アルテグラ、デュラエースと本格ロード用ディスクコンポが登場し、ついにレースの入門用クラスとして高い人気を誇る105シリーズにも、専用のディスクブレーキがラインナップ。これは、2019年モデル以降のロード完成車の標準スペックになるのは間違いない。今後はさらに、普及価格帯のロードバイク用コンポーネントもディスク化していくだろう

デュラエース
昨年、デリバリーを開始したR9170デュラエース。XTRなどMTBコンポの技術をロードに応用。このディスクモデルの登場で、流れは一気にディスク化へ

アルテグラ
本格ロード用ディスクブレーキのシリーズ導入はアルテグラのほうが先だった。現在は、デュラエースの技術を反映し、よりシャープになったR8020に進化

105
プロレースで培ったテクノロジーが受け継がれR7000シリーズのディスクブレーキモデルとして登場。この105でディスクロードの普及が急加速するはず

シリーズ外モデル
シリーズ外のディスクブレーキは、より求めやすい価格帯のコンポと組み合わせることで、ディスクロード化できる。10速用やフラットマウント以外の規格に対応したものもある

【04】
ディスクブレーキのメリット

ディスクブレーキは、MTBの世界で一般化している。その理由は、圧倒的なストッピングパワーと雨天や泥などの影響が少なく、安定してブレーキングできることが大きい。ロード用のディスクブレーキでは、MTBで培った技術をもとに、よりコントローラブルに高速でも扱いやすくなっている。ロード用にコンパクト化されたことで、ロードのフォルムに違和感なく収まるようになった。またスルーアクスル化したことで、ホイールがよりしっかり固定され、剛性感が増すメリットもある

ケーブル内蔵で 見ためがすっきり
バイクはエアロ化して内装ケーブルが多い。油圧ケーブルは、フレームの中で急角度で曲がっても操作に影響がでにくい。比較的自由に配線でき、よりエアロなフォルムを生む

レバー入力も一定
ロード用はコントロール性能を重視しているので、入力も一定で、いきなりロックすることもない。また軽い入力でブレーキングできる。握力の弱い人や、ライドの後半でもブレーキ操作が疲れずラク

全天候型、雨でも制動力が落ちにくい
リムブレーキは雨だと30%近く制動力が落ちるが、ディスクブレーキはほとんど変わらない。どんなコンディションでも安定したブレーキングができ、なにより安全なのが最大の利点といえるだろう

自由なホイール&フレーム設計
リムブレーキのようにシューが当たる部分が必要ないのでリムを軽量化できる。またフレームはブリッジをなくせるので、リア3角をシンプルに設計できる

汚れも目立ちにくい
シューはリムでこすれて100㎞も走ればフォーク部分は真っ黒だ。この汚れが全体に広がっていく。ディスクブレーキはゴムのカスがつかずキレイなまま

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