バイシクル特集

2019/4/14 更新

東京五輪男子ロードレースコース徹底予想-第3区間-【東京2020特集】

開催まで2年を切った東京オリンピック。注目のロードレースコースが発表された!
東京武蔵野の森公園からスタートし、富士スピードウェイへまでの過酷なコースを
オリンピアンである田代恭崇さんが解説! レースの展開も予想してくれた!

第3区間の三国峠が勝敗を左右する! そのキツさは超級レベル! エース級選手が必死のダンシングで坂を上る姿が目に浮かぶ!

11 富士スピードウェイ(2度め)
1周めが終わったら一度外に出て、すぐ戻って2周めへ。逃げ集団の残り数名が残っているかもしれないが、タイム差は確実に減らされているはず。メイン集団には日本勢も残っていると期待したい。サーキット内で新たなアタックが生まれ、先行し出すグループが生まれるかもしれない

12 三国峠(明神峠)上り
ここが最大のハイライトとなる三国峠(静岡県側の明神峠を含む)!! 思わず歯を食いしばるほどの勾配が選手たちを苦しめる。ここで活躍するのはナイロ・キンタナのような軽量級クライマー! パンチャーやオールラウンダーはどこまで粘れるか?

13 籠坂峠下り
左のパノラマ台は絶景スポットのひとつだが、選手たちはそれどころではないはず! 超高速のダウンヒルで、先行したクライマーたちを追っていく。しかし追いかけるメイン集団もすでにバラバラの状態か!?

14 富士スピードウェイ(ゴール)
いよいよ最終決戦! 3度めの富士スピードウェイがゴール地点だ。ここに最初に入ってこられるのは多くても5〜6人の小集団と予想。三国峠の激坂をこなせて、スプリント力もあるミカル・クウィアトコウスキーなどが有利か?

いよいよレースは佳境、第3区間へと入ってきた。富士スピードウェイを抜けた集団に立ちはだかるのは三国峠!

ここが「レースの山場となる」と田代さんは断言する!「勾配10%超えが6kmあり、最大勾配は20%を超える強烈な坂! 上りのスペシャリストたちはなんとしても突き放したい区間です」「ただ、先行したクライマーも単独での逃げ切りは難しいです。同じような脚質と意思をもった選手と合流しなければいけません。反対に、三国峠で遅れたパンチャーやオールラウンダーは、籠坂峠の下りやその後のアップダウン区間で彼らに追いつかなければなりません! しかしもう集団はなくなっているので、これもなかなか厳しいです」

どんな選手がどれくらいの人数で富士スピードウェイに入り、そして誰が勝つのだろうか?「先行するのはナイロ・キンタナ(コロンビア)など、追いかける選手はグレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー)やペテル・サガン(スロバキア)でしょうか? サーキットに最初に入れる選手は2人から…… どんなに多くても5人ぐらいですね。優勝候補はミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)あたりでしょうか?」

果たして2020年の本レースはどうなるのだろうか?
ぜひ一度自分の脚でコースを走り、自分なりのレース予想をしてみよう!

TEXT:浜田幸紀(編集部) PHOTO:管洋介/辻啓(Kei Tuji)/宮田幸司/ TOKYO 2020 MAP:オゾングラフィックス
(出展:『BiCYCLE CLUB 2018年11月号』 )

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