バイシクル特集

2017/12/1 更新

おっさんのためのパワーメーター入門【STEP 01】前編

Step01
まずはパワーメーターとサイコンを用意しよう

「パワーメーター? それはトレーニングする人のものだよね。一生懸命走っている人向けであって、俺みたいな普通にロングライドや、のんびりヒルクライムを走る人に、それって必要かね~」という編集長岩田(以下、本誌・岩田)。
本誌・岩田のようにパワーメーターをいままで関係ないと思っていたあなたにこそ贈るのがこの企画だ。
パワーメーターで計れる「パワー」とは何か? パワーとは一般的にはライダーの脚力をイメージさせるが、正確にはパワーは仕事率。パワー値の単位はW(ワット)で表され、1秒間にどれだけエネルギーを使ったかを示す。まあ、難しいことは抜きにして、「その瞬間にどれだけ頑張っているか」を簡単に知ることができるのがパワーメーターだ。
このパワー値は速度と違い、坂や風に影響されないので、自分の成長度がわかったり、さらにペースを知るのに便利な値なのだ。
まず、パワーメーターを使いはじめるにあたり、パワーメーターとサイコンをセットで用意しよう。たとえばガーミンをはじめとするアントプラス規格のメーターを使っているなら、パワーメーターの数値を表示できるものが多い。本誌・岩田もさっそくパワーメーターをセットし、実際に試してみた。

サイコン ガーミン エッジ1030
8 万6000円(税抜)
問:ガーミンジャパン
www.garmin.co.jp

アントプラスに対応したサイコン。3.5インチディスプレイを備え、サイクリングロード対応の詳細道路地図を収録済みなので、レースのみならずツーリングユースにもお薦め

パワーメーター シマノ・デュラエース FC-R9100P
14万3662円(税抜)
問:シマノ自転車お客様相談窓口
http://cycle.shimano.co.jp/

シマノから新たに発売されたデュラエースのコンポーネントのひとつとしてのパワーメーター付きクランク。アントプラスに対応している

Product Introduction
軽くて左右独立で計測できる
シマノ・パワーメーター付きクランク
FC-R9100-P

SPEC
価格:14万3662円(税抜)
問い合わせ:シマノ自転車お客様相談窓口 http://cycle.shimano.co.jp
シリーズ:デュラエース
中空クランク:ホローテックII
リアスピード:11スピード
ギヤ固定ピッチ径:110㎜
クランク長:170/172.5/ 175 ㎜
クランク材質/仕上:アルミニウム/アルマイト
推奨ボトムブラケット:BB-R9100、SM-BB92-41B
チェーンライン:43.5 ㎜

シマノ・デュラエースパワーメーター付きクランクの最大の特徴は、シマノ純正であるため、デザインがすっきりしており、重量もパワーメーターなしのクランクが621g(53︲39T、170㎜)、に対して、684g(52︲36T、170㎜編集部実測)とほぼ重量増なしと、軽量だ。
さらにスマートにデザインされたクランクは、パワーメーターが目立つことなくシンプルなデザインとなっているため、デュラエースで統一したバイクとのデザイン的な相性もよい。
さらに左右のクランクで独立した値が計測できるため、たとえばガーミンのサイコンと組み合わせれば、左右のパワーバランスがわかるほか、トルク効率もわかるなどパワー値だけでなく、プラスアルファの機能も持っている。
また、扱いも簡単で、充電はUSBケーブルを使った充電器で充電するだけ。さらに温度変化に対応するための校正もいたって簡単だ。またアフターサービスを含めたシマノ製という安心感もこのパワーメーター付きクランクの付加価値といえる。

デュラエースのパワーメーター付きクランク最大の特徴はセンサー類を小型化した点だ。フルデュラエースで組まれたバイクの場合、デザインの統一性があるのはユーザーにとってうれしい

パワーメーター専用に設計され たホローテックⅡクランクということで、センサーやバッテリーが軸の中に組み込まれ、チェーンリングの交換も簡単

クランクのセンサー部分。左右で独立したデータが取れる。さらにコンパクトなデザインなので、クリアランスの少ないフレームとも相性がよく、ほとんどのフレームに対応する

本誌・岩田
本誌・岩田
たまにヒルクライムとロングライドイベントを楽しむ本誌編集長。トレーニンはしないをモットーとするレース派ではないおっさんの代表。
身長181㎝、体重は66㎏

page top