バイシクル特集

2019/2/3 更新

またがる瞬間に差が出る! スマートな乗り降りをマスター【ロードバイクの乗り方】

ほんのわずかな工夫でうまく乗り降りできる

フラついてしまう2大原因は「視線」と「クランクの位置」だ。
まっすぐ前を向いて落ち着いて動作するためにも、乗り降りのクランク位置は正しく。

乗り出しのとき。ダウンチューブと平行になる位置にクリートをはめたペダルを持ち上げて構える。
踏み出しと同時に腹筋に力を入れ、身体がぶれるのを防ぐ。そして逆足がペダルをとらえたら、落ち着いてクリートをはめればいい。

降りるときはギリギリまでブレーキをかけながらクランクを回し、安定したフォームでバイクから降りよう。

GUIDE 1

乗り方

まずロードバイクにまたがったら、前後の環境を確認して乗りだすクセをつけよう。

踏み出しをスムーズにするコツは、適度に踏みだせるギヤにしておくこと。
軽すぎても重すぎても低速でバランスが崩れやすい。
軽すぎる場合はブレーキを少しかけながら乗りだすと、低速でも安定しやすく、スムーズに走りだせる。

車輪の転がりを使って、ロードバイクを股の下へスライドするとスムーズにまたがれる

前方を確認すると同時に利き足のペダルをはめ、ダウンチューブのあたりまでクランクを上げる

後方を確認。近づいてくる車両などある場合は、その距離感をあらかじめつかんでおくといい

停車寸前でブレーキをそっとゆるめ、身体が投げ出されないように腹筋に力を入れて、制動力に耐える

逆足はペダルに乗せたままで降り足をそっと前に出し、トップチューブ前方にまたがり降車する

GUIDE 2

降り方

降り方のコツは、降りる直前まで当て効きブレーキをかけながら軽くペダリングすること。
降りる直前にバイクの中心に荷重をかけ、低速での安定感を保ったまま、そっとロードバイクから降りる。
クリートは、止まるタイミングからまだ余裕があるうちに、降り足がクランク位置8時あたりに来たところで外しておくといい。

停止する場所までの距離を計り、徐々に減速させていく。軽くペダルを回しておくと安定感を保てる

停車寸前でブレーキをそっとゆるめ、身体が投げ出されないように腹筋に力を入れて、制動力に耐える

逆足はペダルに乗せたままで降り足をそっと前に出し、トップチューブ前方にまたがり降車する

\ こんなやり方はNG /

下を見ながら乗り降りしない
ビンディングにクリートをはめたい一心で視線が下を向きがち。はまらなくても足を止めず、落ち着いてから装着しよう

クランクが上下だとうまく降りられない
腕がつっぱりクランクが上下の状態では片足荷重になりがちで、停車と同時に上体が前に投げ出されやすい。ハンドルも不安定なのであまりよくない

Teacher
管洋介
AVENTURA CYCLING 代表

国内外で50ステージレースを経験してきた競技歴22年のベテランロード選手。バイシクルクラブではインプレッションやモデルのほか、ライディングアドバイスや連載も執筆。2017年よりアベントゥーラサイクリングを立ち上げ、自転車スクール講師としてイベントやコミュニティでのテクニカルコーチも務める。また、プロフォトグラファーとしても活躍する。

 

(出典:『大人のロードバイク教科書』

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