バイシクル特集

2019/1/27 更新

スタンドがない!? ロードバイクを傷付けない駐輪テクニック 【ロードバイクの乗り方】

ロードバイクは立てかけ駐輪がメイン

スタンドなしのロードバイクにとまどう初心者は多い。

ロードバイクは立てかける前提で停めよう。クランクや後輪など駆動部の回転の仕組みを理解すると、縁石や壁、柱などに器用に立てかけられる。

とはいえ高価なロードバイクの駐輪は、一時的に行うのが望ましい。屋外での長時間の駐輪は、なるべく避けるのが原則だ。
イベント会場などでの地面への直置きも、ブレーキレバーなどを傷つける恐れがある。
ボトルをはさむなど工夫をすると、大事なロードバイクをケアできる。

STYLE 1

段差に立て掛ける
左ペダルを引っかける基本の駐輪パターン

縁石などの段差に、左ペダルを引っかけてバイクを安定させる方法。
ポイントは左ぺダルをBBより後ろ側(理想はバイク右側から見て9時の位置付近)にもってくること。
バイクを軽く左側に傾けるようにしてペダルを当て、ハンドルも軽く左側に振るのがコツだ。ただし、ペダルにキズがつく可能性があるので注意しよう。

縁石や階段など、段差があるところで活用できる駐輪テクニック

STYLE 2

ギヤ側を上にして地面に置く
ボトルをハンドルにはさんでレバーを保護する

風の影響などで倒れない置き方が、ギヤ側のクランクを6時の位置に落として(逆クランクが12時の位置)地面に直置きする方法。
レバーなどに細かい傷をつけないよう保護したい場合は、ボトルをブラケットレバーの下にはさんでバイクを倒すというケアテクニックがある。

デリケートなメカ側を保護しつつ、転倒のリスクも防げる駐輪テクニック

STYLE 3

柱に立て掛ける
後輪サドルを当てて壁や柱に立てる

車体に傷付けないためには、壁に軽く寄りかかるように、グリップのいいサドルや後輪のタイヤをあてがう方法がオススメ。
万が一倒れたときにメカ側を傷つけないよう、置く向きに注意しいよう。
地面でヒットするのを防ぐため、変速機のある側を壁側にする。後輪で立てる場合は、ハンドルを壁側に「くの字」に軽く曲げると安定してバイクを立てられる。

サドルを柵に当てて停めている状態。ハンドルを軽くきることでバランスをとる

柵がサドルよりも低い場合は、後ろのタイヤをあてても同じテクニックができる

COLUMN

トップチューブで立てかけると傷つく
「車体の真んなかで支えるほうが安定する」と、トップチューブで柱などにバイクを立てかけてしまうのはよくない。風などで車輪が動くと、トップチューブに大きな傷を残すからだ。トップチューブは走行中によく目に入る場所なので、慎重に扱いたい

鍵はどうするの?
大型で頑強なカギのほうが安心だが、携帯するのは大変。小型のカギを2個携帯し、フレームと前後輪をロックするのがオススメだ。公共物(電信柱やガードレールなど)にバイクをくくり付けるのは禁止なので注意しよう

Teacher
管洋介
AVENTURA CYCLING 代表

国内外で50ステージレースを経験してきた競技歴22年のベテランロード選手。バイシクルクラブではインプレッションやモデルのほか、ライディングアドバイスや連載も執筆。2017年よりアベントゥーラサイクリングを立ち上げ、自転車スクール講師としてイベントやコミュニティでのテクニカルコーチも務める。また、プロフォトグラファーとしても活躍する。

 

(出典:『大人のロードバイク教科書』

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