最高のサイクリングスポット! 熊本県阿蘇エリアで弱虫ペダルチームが合宿!

最高のサイクリングスポット! 熊本県阿蘇エリアで弱虫ペダルチームが合宿!

山あり、平地あり、アップダウンありと地形の変化に富んだ熊本県阿蘇地方。
ロードバイクでトレーニングやサイクリングするには最適なエリアだ。
この春、阿蘇を舞台に弱虫ペダルサイクリングチームが合宿、その魅力を語る。

今シーズンから最高峰カテゴリーJプロツアーに参戦します

渡辺航監督

「ついにチームが最高峰カテゴリーであるJプロツアーに参戦します。ロードレースシーンを盛り上げるためにも、選手たちのさらなる活躍を願っています。そのために選手たちは阿蘇で合宿。最高のコースで練習し、おいしいものを食べ、能力アップを目指してもらいました」

Profile

弱虫ペダルサイクリングチーム

渡辺航監督

漫画家。「弱虫ペダル」の作者で、自身もロードバイクやシクロクロスを楽しみ、阿蘇でも多くの道を走破している。熊本は、劇場版「弱虫ペダル」の舞台にもなった縁の深い場所でもある

弱虫ペダルサイクリングチーム 阿蘇で合宿した4人

弱虫ペダルサイクリングチーム 阿蘇で合宿した4人

2017年にJエリートツアーで1位を獲得し、2018年からはJプロツアーで走る弱虫ペダルサイクリングチーム。阿蘇での合宿には、左からシクロクロスU23チャンピオンの織田聖選手、チーム内最若手のパンチャー赤萩秀弥選手、ヒルクライムも得意とするルーラーの長塚寿生選手が参加。そしてJフェミニンツアーを走るアテネ五輪女子ロード日本代表の唐見実世子選手も参加し、プレイングコーチとして若手選手たちの指導を行った

阿蘇3エリアを走り切った

阿蘇地方は北エリアの小国町、南小国町、中央エリアの阿蘇市と産山村。そして、南エリアの西原村、南阿蘇村、高森町の7市町村からなる

「阿蘇は自転車で走りやすく、最高!大好きなエリアです。毎年『ツール・ド・夏休み』でよく走っています。やまなみハイウェイを下り、ミルクロードで大津へ抜けたり、そのまま中岳を上ったりと、何度も走ったことがあります」と渡辺航監督。そんな渡辺監督お薦めの阿蘇で、弱虫ペダルサイクリングチームのメンバー4人が合宿をした。

まずは、阿蘇くまもと空港でレンタカーを借り、拠点となる南阿蘇村を目指した。阿蘇くまもと空港から40分、さらに福岡からでもクルマで2時間というアクセスのよさも魅力だ。今回走った各選手に阿蘇の魅力を聞いてみるとプレイングコーチの唐見選手は「長い峠、短い峠がいくつもあり、阿蘇の真ん中を拠点にするとバリエーション豊かなコースを作れるのがいいですね」という。さらに赤萩選手は「信号の少なさも魅力。ロング練習の場合でも、信号待ちでムダな時間がなくていいですね」と、自転車で走りやすい道路環境のよさを大絶賛だ。そして「道の駅では地元の絶品が味わえて、さらにおいしい湧き水を汲めるスポットも多く、暑い時期もよさそうですね」と長塚選手もグルメを堪能していた。阿蘇のよさはトレーニングだけでなく、ツーリングとしても楽しめるところだ。

極めつけは大自然。「景色がダイナミックで飽きることがない。個人的には大観峰からの眺めがいちばん好きです」と織田選手。絶景のなかを走れるのが阿蘇の最大の魅力だ。

中岳へ上る阿蘇パノラマラインは震災被害から復旧し、写真の南登山道のほか、「北登山道」もこの春に開通予定だ

やまなみハイウェイなどアップダウンが楽しめる

北外輪山から北側のエリア。日本ではあまり見られないような雄大な草原のなかを気持ちよく走れる県道11号、通称やまなみハイウェイが自転車乗りには人気がある。今回の合宿では、この道路のアップダウンをトレーニングに活用した。このほか、大観峰から国道212号を北上すると、南小国町を経て杖立温泉で有名な小国町へ抜けられる。

気持ちのいいアップダウンが続く、やまなみハイウェイ

南小国町の黒川温泉。竹灯籠が幻想的な風景を演出する

南小国町瀬ノ本の三愛レストハウスは、やまなみハイウェイにある貴重なオアシスポイント

小国町の杖立温泉は昭和レトロな雰囲気で知られる温泉街。湯治の街として愛され、脚の疲れも癒やしてくれる

ヒルクライムから平坦路まで郷土料理田楽も楽しめる

中岳へ上る阿蘇パノラマライン南登山道の出発点となる南阿蘇村。かつての国鉄のトンネル跡を利用した、全国的にも珍しい湧水公園や、囲炉裏をつかった郷土料理田楽(でんがく)が食べられる高森町。そして南外輪山の西側に位置し、落差20mの瀑布、白糸の滝で知られる西原村があるのもこの南エリアだ。空港からのアクセスも便利なことから今回の合宿では拠点とした。南阿蘇エリアはヒルクライムだけでなく、平坦路も楽しめる。

南から見る阿蘇五岳。左から杵島岳、烏帽子岳、中岳、高岳、根子岳

あか牛の巨大な像が目印となる道の駅あそ望の郷くぎの。おいしい湧き水を汲むことができる

西原村にある白糸の滝。夏場は涼をとることができる

名物つるのこ芋や、やまめを囲炉裏で焼いて食べるのが田楽

未完成の鉄道トンネルから湧き出る地下水を生かした高森湧水トンネル公園

谷のグルメライドからヒルクライムまで堪能できる

阿蘇五岳の北側に位置する阿蘇市、産山村がある中央エリア。北外輪山と阿蘇五岳に囲まれた阿蘇谷には広大な平地が広がる。メインルートの国道57号が通るほか、阿蘇神社の門前町などがあり阿蘇の中心として栄える。草原が広がる産山村でやまなみハイウェイを行くもよし、二重峠(ふたえのとうげ)を上り、北外輪山を回るミルクロードで大観峰へ行くもよし。JR 阿蘇駅から山上につづく阿蘇パノラマラインの東登山道へ行くもよしだ。

阿蘇パノラマライン東登山道のダウンヒル。眼下に阿蘇谷が広がる

北外輪山、大観峰からの眺め。阿蘇五岳が涅槃像に見えることで知られる

劇場版「弱虫ペダル」で総北高校自転車競技部の宿舎として登場した内牧温泉の蘇山郷

産山村の池山水源は環境省全国名水百選に選ばれたパワースポット。1年をとおして水温13.5℃の水が湧き出る。バイクラックも設置されている

阿蘇の
おすすめポイント

POINT 01

阿蘇を代表するお薦めグルメのあか牛丼と高菜めし

阿蘇に行ったら阿蘇ならではの食を堪能しよう。阿蘇のあか牛は、全国的に珍しい品種で、そのあか牛を使った「あか牛丼」は阿蘇を代表するグルメのひとつだ。いっぽう「高菜めし」は阿蘇高菜をごま油で炒めて作った郷土料理で、素朴な味が魅力。この高菜めしとセットで出ることが多い「だご汁」もお薦めだ。

あか牛丼

阿蘇で育てられたあか牛は放牧によりストレスなく育てられているため、赤身が多く脂肪が少ないのでアスリートにもお薦めだ

高菜めし定食

団子が入っただご汁も、高菜めしと並ぶ郷土料理

POINT 02

阿蘇ならサイクル設備も充実!

阿蘇エリアでは、道の駅やレストハウス、観光スポットにバイクラックが設置されているので、ロードバイクでも安心だ。自転車乗りの拠点として無料駐車場サービスを実施しているところもある。

予約制駐車システムで安心してライドできる

道の駅阿蘇では事前予約制で駐車許可を出している。クルマでアクセスし、ライドできるので便利だ。

問:道の駅阿蘇

www.aso-denku.jp/cycling/

バイクラックも充実

道の駅、おもな観光施設にはロードバイク用のバイクラックが用意されている。

湧き水をボトルに補給

清冽な湧水スポットも多く、給水には事欠かない

page top